平山誠の発言 (経済産業委員会)
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○平山誠君 その説明を聞きましても、バブル時のときや現在のように、大企業の〇・二%だけが利益を上げているということで、すそ野の下の九九・八%に利益が流れていないから不景気ということになっていると思います。
ただ、この法案の必要性は十分認識させていただきました。私が思うに、より早期に、より大量に、より活きた資金を投入することで日本が成長することを願っていますが、先ほど見えた仕事というのを例に言いますと、私は昨年、参議院の派遣でアメリカに行かせていただきました。その際、アメリカでは、スマートグリッドの整備に百十億ドルを掛けて四千万個のスマートメーターを付けていくと。即仕事にするんだと。日本よりも送電網が悪いアメリカが、何でもいいんだと、スマートメーターを作って四千万個を付ければ経済効果があるんだと。
そのような、簡単ではないと思いますけれども、私に言わせれば、どこかの御飯屋さんじゃないですけれども、早い、安い、うまいといった商売理論を入れていくのがこの法案に適切ではないかと思います。そして、新成長戦略において、百四十万人の新規雇用というところに、その部分にも中小企業を入れていただいて、中小企業の雇用もますます大きくなりますようにお願い申し上げます。
そして、最後に質問をさせていただきますが、私の行動ポリシーは、未来に負の遺産を残さないというのが行動ポリシーです。
このような法律ができまして、低炭素社会を実現しまして、太陽光パネル、風力発電、燃料ポンプといったような非化石燃料からのエネルギーで低減社会の実現を願うわけですが、ややもすると、化石燃料低減、CO2削減イコール原子力発電といったような安易な考えをお持ちの方がたくさんいらっしゃいますが、私は決して原子力反対論者ではありませんが、原子力発電でもたらされる高レベル放射能廃棄物の安心、安全の処理の実現が可能になるまで少し控えた方が良いのではないかと思っております。
また、原子力発電周辺の諸外国では放射能被害が実証されております。原子力の放射能被害のほかにも、原子炉の冷却に海水を使用しますが、その海水をポンプで引く際に配管に貝が付かないように次亜塩素酸ソーダというのを海水から作ります。その排水が海水へと戻っていくわけですが、この次亜塩素酸ソーダの一番の力は貝類の芽が出ないようにする、要するに貝ができないようにするということですね。その他にも廃熱とかで被害が出ていると、長い時間を掛けますと被害が出ることは海外では実証されています。
私がここで申し上げたいのは、二十八年間計画が停止されておりました中国電力による上関原発というのが日本で初めて瀬戸内海の内海に建設されようとしています。瀬戸内海の潮の入口にあります上関原発から次亜塩素酸ソーダが放出されますと、瀬戸内海の貝類、魚類に対しまして多大な影響があると、将来、広島のカキの養殖は莫大な被害があるという研究者もおります。本年は国連生物多様性年です。日本でも十月に名古屋でCOP10が開催されます。日本の環境経済政策が注目される中で、生物多様性の宝庫、瀬戸内海の内海に原発を建設するというのはいかがなものかと私は思っています。
原発が負の遺産を少なくするよう切に要望するとともに、作ったものはいつか壊れるということもありますので、その辺をこの法案とともに大臣の御決意をお聞かせください。