赤松広隆の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(赤松広隆君) 今御指摘ございましたとおり、私どもといたしましては、政権全体の基本的な考え方でありますコンクリートから人へという基本的な考え方の下に、しかし一方ではやっぱり農業者のための水の確保ということもしなければならないわけでありますから、そういう意味で、総点検の中で分かってまいりましたことは、大規模な、旧来やってきたようなそういうダムについては、造らなければならないところにはほぼ造ってきただろうと。あと、一部島嶼部、島部でそういう必要があるところはあるかもしれませんし、また、もう少し規模の小さな用水なりかんがいということは必要かもしれませんが、基本的には、私自身の判断として、今後、農業用水に供するための農業用ダムは農林水産省としては造らないということも昨年正式に発表をさせていただきました。
その上で、今も委員から御指摘ありましたように、大分県、ちょうど阿蘇のところにあります大蘇ダム、それから北海道の富良野のところにあります東郷ダム、この二つが象徴的でありますけれども、ともに水がたまらない、あるいは東郷ダムについては、予定水量いっぱいにしたら崩れてしまうのでいっぱいにできないというような実態がございますので、一番いいのは、それを全部造り替えちゃうのが一番いいんですが、例えば大蘇ダムなんか造り替えたら四百億、五百億掛かる、とても今の財政状況の中で、欠陥があるからまた新しくやり直すんだと、四百億、五百億掛けてもいいんだということは国民的な理解が得られないというふうに思っておりますので、必要最小限の手当てをきちっとしていくと。
その上で、少しでも今営農しておられる皆さんのために本来の目的であります良質な水を提供するという役割を果たしていけるように、今、郡司副大臣の下で具体策を提示をし、該当する大分県知事あるいは熊本県知事と大蘇ダムについては具体的なやり取りをさせていただいている。
詳細が必要であれば、また郡司副大臣の方から報告をさせていただきたいと思います。