紙智子の発言 (少子高齢化・共生社会に関する調査会)
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○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。
今日は、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。
それで、私は三人の方にお聞きしたいのは、ちょっと答えの中でもうダブっちゃっているところもあるかもしれないんですけれども、NPOの活動というのは社会や地域の課題を解決する、そういうための活動であったり、あるいは政府をある意味で監視するという活動であったり、さらには政府や行政が把握できない情報に基づいて政策提言をするとか、非常に大事な役割を果たしているというふうに思うんですね。
ところが、現実には、行政事務の言わば委託先としてだけ見る傾向や、あるいは自治体の財政状況が良くないということで、行政が直営でやるよりもNPOなどに委託した方が安価だというふうな、そういう発想があるという指摘もあるわけです。それで、こういう指摘についてまずどのようにお考えかということが一つです。
それからもう一つは、行政とのかかわり方で、私たちとしてはNPOの社会的な役割というのはきちっと認めて、行政と対等、平等の立場で多面的な協力関係を築くことが大事だというふうに思っているんですけれども、そのために必要なことがどういうことかということです。
この調査室からいただいた資料の中で八ページのところに、これはホームスタートのことが書かれているんですけれども、イギリスではホームスタートの本部や支部の収入の約七割が国や自治体の助成ということで書いてあるわけですけれども、このNPOの活動への国の支援の在り方ということでは、こういう資金面だけにとどまらずというか、どういうことが必要なのかということについてお話しいただきたいということが一つ。
あわせて、もう一つ質問だけ先にさせてもらうんですけれども、介護の質とか保育の質にかかわってなんですけれども、その質を確保するための人材の確保、それからスタッフの労働条件というのは密接にかかわりのあることだと思うんですね。それで、人材を確保するための努力、それからスタッフの雇用形態ですとか労働時間や賃金というのがどうなっているのかなということを三人それぞれからお聞きしたいと思います。