紙智子の発言 (少子高齢化・共生社会に関する調査会)

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○紙智子君 ちょっと先ほど言い切れなかった部分もあるので、併せて発言をさせていただきたいと思います。
 この少子高齢化・共生社会調査会ということで私も参加をして、やっぱりこの問題はどう考えたらいいんだろうというようなことをいろんな角度からやっぱりフリーに、よく視察もしたりしながら深めていくというところでは、すごく自分自身も認識も深めることができて、そういう意味で非常に意味のある調査会ではないかというふうに思っています。
 それで、先ほどもう一つ言いたくて時間がなくて言えなかったんですけれども、ドメスティック・バイオレンスという問題についてはこの調査会で、元は共生調査会というふうに言っていたと思うんですけれども、調査会で手掛けて、そして法を作ったと、議員立法という形で作った経過があったというふうに思うんです。
 それで、私は最初DVというのはよく知らなくて、初めてその調査に行って話を聞いたときに、本当にびっくりしたんですね。夫婦でありながら暴力に遭って、本当にあごの形も変わってしまうぐらい殴られたり死の恐怖を感じたりという中で、ところが、全然、訴えても夫婦のけんかには、まあ犬も食わないということで全然関心を持たれないというようなことで、暴力を振るわれている方が逃げなきゃいけないという状況があって、どう考えてもおかしいし、何でこういうことが通るのかというふうに最初は非常にショックを持って受け止めたわけですけど。
 でも、その問題をドメスティック・バイオレンスという形でやっぱり理論的にも整理をして、考え方もはっきりさせて、そしてやっぱり必要な法律を作ろうということで、南野先生なんかはその出発からやられてきたと思うんですけれども。
 そういう形でやっぱり議論し、超党派の取組でこういうものを一つ作り上げてきたのはすごく大事だと思いますし、それが一回、二回と法改正ということで進んできている中で、今回、三次改正に向けての要望もまた出されているということで、更なるやっぱり改正を行えるようにということを一つ願っているわけです。
 それで、とりわけ財政難の中で活動を事実上休止するような民間のシェルターなんかもあったりして、ここがずっと最初から寄り添ってやってきているということがあるわけですけど、財政難でやめざるを得ないようなところもあるという中で、先日、質問の中で福島大臣が、この民間団体の財政支援ということでは運営費のことも含めてもう本当に優先してやらなきゃいけない課題であるという認識を述べられていて、こういう内容を始めとして、今例えば予防教育の問題についてどうするかということが出されているし、予防教育というのは、要するにそういうことに発展する前にちゃんと教育を受けて、これがドメスティック・バイオレンス、いけないことだということが分かるようなことをやっていくということですけれども。
 こういう教育の問題ですとか、市町村の基本計画にきちっとセンターの設置の問題とかも入れていく問題はどうかとか、あるいは、その対象について、夫婦間ということで来ているんだけど若い人たちの中でも同じようなことが発生しているということで、そういう問題はどうか、それから、緊急の、釈放時の保護命令という問題ですとか、いろいろテーマというのは出されていて、こうした一つ一つの問題を、是非また一定の時間を取って検討をして三次改正に向けられればということを願っておりますので、そのことを申し添えて意見ということにしたいと思います。
 以上です。

発言情報

speech_id: 117414533X00620100421_019

発言者: 紙智子

speaker_id: 14955

日付: 2010-04-21

院: 参議院

会議名: 少子高齢化・共生社会に関する調査会