柳田稔の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○柳田国務大臣 おはようございます。
拉致問題担当大臣の柳田稔でございます。
拉致問題担当大臣に就任してから約一カ月が経過いたしました。この間、中井洽前大臣から引き継ぎを受け、拉致被害者の御家族の方々などと面会するとともに、外務省や警察庁、公安調査庁などの関係省庁から説明を受けてまいりました。
今月十五日は五名の拉致被害者が帰国して八年の節目でございましたが、いまだ五名以外の拉致被害者を救出できずにいることなどを思うと、大変申しわけなく感じております。
北朝鮮は、平成二十年六月及び八月に行われた日朝協議において、拉致問題は解決済みとの従来の立場を変更し、拉致問題の解決に向けた具体的行動をとるための全面的な調査の実施を約束したものの、いまだ問題の解決に向け具体的行動をとっていません。
北朝鮮による拉致問題は、我が国の国家主権及び国民の生命と安全にかかわる重大な問題でございます。政府としては、国の責任において、拉致問題の解決に取り組み、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国に向けて全力を尽くしてまいります。
このため、徹底した情報の収集、分析、及び韓国、アメリカを初めとする関係各国との緊密な連携に引き続き努めてまいります。
ことし三月には、本特別委員会の御尽力により、拉致被害者等支援法を議員立法で改正いただき、拉致被害者等給付金の支給期間が延長されました。帰国された被害者及びその御家族は、周囲の支えもいただきながら、それぞれ大変な御努力をされ自立されつつあり、地域にも溶け込んでおられると伺っております。政府としても、引き続き支援に取り組んでいく考えです。
拉致被害者の御家族は御高齢の方も多く、被害者の救出は時間との闘いです。とにかく一にも二にも安全に一日も早く拉致被害者に帰ってきていただきたい。そのために最大限の努力をする所存でございます。
奥村委員長を初め、理事、委員の皆様方の御理解、御協力をよろしくお願いいたします。(拍手)