菅直人の発言 (予算委員会)

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○菅内閣総理大臣 第一段階、第二段階、第三段階という、そういう考え方を提起したというのは、今、城島委員のおっしゃるとおりであります。
 中身と時間軸というものを考えました。
 時間軸という点でまず申し上げますと、まずやったことは、現在の予算の中に含まれている中から、まずステップ第一の、すぐやらなければいけないこと、やれることを、予備費九千二百億円を使って既に実行を始めているのが第一段階、第一ステップであります。
 そして、それに引き続いて、この国会に提出を予定している補正予算、先ほど、党との間でのすり合わせで経済対策という形では閣議決定させていただきましたが、おおよそ五兆一千億程度の補正予算がまさにそれに続く第二ステップ。そしてこれは、単に目先の景気対策という考え方ではなくて、景気対策にももちろん資するけれども、それが次の成長路線につながっていく、このことを考えながら、時間軸としては第二段階、少なくともこの国会で成立をさせていただいて、来年一月からはそれが実行できるようにぜひお願いしたい。これが第二段階であります。
 そして第三段階は、既に概算要求が出されて、いよいよ、元気な日本復活特別枠の問題など、来年度の予算をそれに引き続いて編成しなければならない。まさに、第一ステップ、第二ステップ、第三ステップが切れ目なくつながると同時に、その第三段階においては、デフレを脱却して、そして成長軌道に乗せていく。そういう、短期、中期、多少長期の展望に向かってのステップワン、ステップツー、ステップスリーという考え方に立っております。
 そういう中では、この第二ステップの今回の補正予算を中心とした課題では、当然ながら、今の例えば雇用状況に対して、やはり雇用に軸を置いて、これは単に、何か雇用がないから失業対策のための雇用を創造するというのではなくて、もっと積極的に、例えば学校を出たばかりの人たちが、大企業への就職がなかなか難しくても、中小企業では求人倍率は四倍にも達している、そういう人たちが自分に合った企業で働くことができるようにといった、決して短期の失業対策という発想ではなくて、中期、長期にわたって経済の活性化あるいは社会の安定につながるような、そういう課題をこのステップツー、二段階目でも盛り込んだ、こういう位置づけに基本的になっております。
 第三段階の問題は、また今後の議論があると思いますが、これも、成長と雇用を、ある意味では裏表といいましょうか、一体に進めていくという考え方から、本格的な予算編成、十二月に向かって進めていただいている、こういう状況であることを申し上げておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 117605261X00220101012_013

発言者: 菅直人

speaker_id: 33543

日付: 2010-10-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会