菅直人の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(菅直人君) まさに日本の経済を支えているのは中小企業でありまして、その中小企業、時代の大きな変化の中で大変苦労されていることは、私も幾つかのところを視察をしたり話を聞いて、かなり話を伺いました。特に、円高の影響、場合によっては海外に親会社が移転してしまって発注がなくなるといったような問題も生じております。
 この八月には大田区の中小企業を幾つか現場を訪問して、日本の物づくり技術の高さを再認識すると同時に、車座の集会の中では、リーマン・ショック直後は八割減といったようなところまで来たけれども、それに比べればかなり回復してはきているけれども、しかしながらまだまだ厳しい状態が続いているという状況を聞きました。
 また、その翌日には北九州市を訪問いたしまして、リチウムイオン電池の電極を生産する戸田工業というところ、あるいはLEDのチップを生産している東芝の北九州工場等を見て回りました。特にここでは、低炭素産業の立地支援ということを私の内閣で行ったことで、海外に移そうかどうしようかと考えた工場を改めて北九州内部に造って、その関連した人たちが集まっていただきました。そうした意味で、国内への投資ということの重要性を改めてその場でも感じたところであります。
 今後ともそういう現場を見ていくつもりでありますけれども、いずれにしても、国内での立地ということが、やはり中小企業を守っていく上で、あるいは雇用を守っていく上で一つの大きな要素になろうと、このように感じているところです。

発言情報

speech_id: 117615261X00520101117_021

発言者: 菅直人

speaker_id: 33543

日付: 2010-11-17

院: 参議院

会議名: 予算委員会