近藤駿介の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)
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○近藤参考人 今御質問の点、定例会議の開催でございますが、三回ほど中断させていただきました。このことについて御批判があることは承知していますが、しかも法律に定例会議の開催が規定されている以上、中断、開催しない場合にはその理由を明らかにすべきだったと反省をしております。
今その理由を申し上げれば、この委員会の使命に基づけば、この危機的状況に役立つ原子力の研究、開発、利用の施策はいかにあるべきかを審議して決定すべきであったわけでございますが、そのためには正しい情報の収集が必要であると考えるところ、あの原子炉が爆発する状況において、対策本部等に詰めておられる皆さんから情報を聞くという行為をなすのが国のために大切か、どちらが優先するか、どちらが大切かということを考えましたときに、私どもといたしましては、皆さんが事態の鎮静化に最大限の努力をしていただくこと、これを応援することが我々の役割というふうに考えまして、委員会は開催せずして、先ほど既にお話がありましたように、各委員がそれぞれ持てる知的ネットワークを最大限活用して、本部の活動に役立つ知的貢献あるいは情報収集等を行い、海外の多くの友人からいただきました情報等を対策本部の活動に役立てていただくということに、いわばサポートに徹することをお願いいたしまして、みずからもそうした活動をして、四月に入るまで定例会議の開催を中止させていただいたわけでございます。
それぞれの委員の活動という御質問でございました。
ほかの方に答えていただくのが適切かと思いますけれども、私自身が総括して申しますと、今申し上げたとおりでございまして、それぞれがそれぞれのエキスパーティーズを最大限活用して、例えば鈴木委員であれば国際社会との交流、非常にたくさんのネットワークを持っていますので、そこで発言をし情報を提供する。私自身は、各国の原子力機関のトップの方からさまざまな問い合わせ、あるいは援助の申し出があるところを関係各部局にお伝えするということ。ようやく、今日に至って鎮静化してまいりましたが、そういう活動に毎日時間を使っていたというのが正直なところでございます。
もちろん、こうした国難的とも言える危機的状況におきまして、その影響を受ける国際社会との情報交流はいかにあるべきか、先ほど大庭委員からお話ありましたように、こうした緊急時における国際関係における制度、こうしたことは、今後、事故の根本原因分析とその対応のあり方についての政府の調査委員会等ができました際には、私どもの見解を反省も含めて申し上げることについて準備をしたいと考えているところでございます。