阿部知子の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)
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○阿部委員 社会民主党・市民連合の阿部知子です。
そもそも、タイトルがとてもいいというか、「なぜ日本でイノベーションが起きないのか」という先生の最初の分析二つを、そういうことかと思って伺いました。
私は、後段の、現状掛けビジョン掛け移行プロセスというところで地球温暖化問題を伺いたいのです。
そもそも社民党は、政権交代の直後は民主党と連立をいたしておりまして、そのとき、一九九〇年比で二〇二〇年までに二五%の二酸化炭素削減というのを三党連立合意でつくりました。でも、今思えば、それはビジョンであって、移行プロセスをどうするかというところをもうちょっとしっかり詰めておかなかったということもあって、当時は、多分民主党のお考えの中にも、原発というものが二酸化炭素排出が少ないから、それも加味しながらということもお考えであったと思うんです。私どもはそういう立場ではないけれども、世界に約束する公約として、二五%削減というのを何とかやりたいと思っておりました。
三月十一日が起きまして以降、この二五%削減を、もうできないから下げるべきじゃないかというような論議もあるんですけれども、私は、日本の政治あるいは科学との絡まりの中では、こうした国際公約を先にぼんと上げて、そこから逆規定して物事を決めていくという発想は極めてまれだったし、何とかこのことを実現させていきたいと今も思っております。
先生は従来から、温暖化問題には大変見識も深く御発言も多々ございましたので、原発の稼働がどうなるかということはございますけれども、きょう、ちょうど再生可能エネルギー法も成立いたしますし、あと、先ほど来の省エネ、ここが大きなソースになると思いますけれども、現状で、この二五%ビジョン、そして移行プロセスということはどうお考えか、お願いいたします。