吉野正芳の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)
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○吉野委員 自由民主党の吉野正芳です。
林業再生について、先生のお話、本当に有意義で、先生の言うとおりなんです。私たちも木材利用法案をつくりました。民主党さんが公共建築物等木材利用法案を出してくれました。この等の中に、私たち自民党がずっとつくってきた中で、一本の木すべて使っていこう、枝葉もサーマル系で使っていこう、曲がり材も合板で使っていこう、用材、これは当然製材用という形で使っていこう、無駄なく使っていこう。そして、使うことによってお金を生みます。そのお金を山に還元して大きなお金の循環をつくろうということで公共建築物等木材利用法案をつくったわけなんですけれども、まだまだなんですね。
そして、森林法も改正しました。ここのエリアは間伐が必要だ。でも、中に不在地主がいる。今まではその地主の了解なしにはそこの山は切れなかったんですけれども、森林法を改正して、そのエリアの中で不在地主がいても切ることが可能になった、いわゆる私の権利の制限をした。そういう形で森林法も改正してやっているんですけれども、先生のおっしゃるとおりなんです、大規模化、機械化、そして一番大事なサプライチェーン、いわゆる大規模な製材工場へ。山の所有者は個々人なんですね。だから、娘が嫁に行くから切るんだ、この発想なんです。ですから、本当に出てくる量が小口化されて、それをいかに集めて大規模製材工場に持っていくかというところが日本の場合なかなかできないところなので、先生の言うとおりなんですけれども、現実にはなかなか進まない。
例えば、製紙会社は紙をつくっています。日本の木でつくっているんじゃないんです。輸入チップなんです。それも高い値段なんです。国産チップより輸入チップは倍高いんです。キロ二十六円なんです。エネルギー利用、今度ペレットも石炭の火発で使うようになります。これも全部海外の木材、輸入ペレットなんですね。
その中で、もっと先生の考え方を具体化して、これだけの山の資源のある我が国で木材資源が使われていなかったのかという、まさに仕掛け、仕組みをつくるのがイノベーションだと思いますので、その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。