伴野豊の発言 (外務委員会)
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○伴野副大臣 西村委員にお答えいたします。
三月中旬に、私が複数の専門家の方々と意見交換を行わせていただきました。そうした中で、三点の御指摘、御提案をいただきました。一つ目が、対象図書は日本国内よりも韓国国内で学術的に高く評価されている。二つ目としまして、二〇一〇年に決定された本件引き渡しには、日韓間の歴史及び文化交流の一層の促進という観点から象徴的な意味があるという御意見をいただきました。三点目といたしまして、韓国国内では引き渡しが肯定的に評価されている等の理由を挙げ、本協定に基づく引き渡しを肯定的に評価する意見が多く出されたということでございます。
また、専門家の方々からは、引き渡しの後、日本国内の研究者等のアクセスのために、引き渡しに先立ち、対象図書のマイクロフィルム化及びデジタル化、最低限の書誌学的データの整理を実施してほしいとの要請が出されました。
専門家の方々のこれらの意見を踏まえまして、政府といたしましては、引き渡しに先立ち、日本側において、対象図書のマイクロフィルム化、デジタル化及び最低限の書誌学的データの整理を行うとともに、韓国側に対しまして、引き渡し後に日本国内の研究者等に対しまして良好なアクセスが確保されるよう要請していく所存でございます。