福井照の発言 (環境委員会)

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○福井委員 自由民主党の福井照でございます。
 大臣には、もう朝から本当にお疲れさまでございます。ですが、何やら慌ただしくて、今週にでも出すかもしれないという法案がありますので、どうしてもそのことについて触れさせていただかなければなりません。けさから、特に自民党、公明党の攻撃が激しいのも、そういうことかなということなので。
 まあ、お支えされる立場ですから、今後とも支えていきたいという公式見解は、それはわかっていますから別としまして、個人的な、政治家として、大臣の御見解を賜りたいというふうに思います。要するに、この危機のときの、菅直人先生という一人の政治家が首相という立場におられて、どういうパフォーマンスをこの二カ月半されたかということの評価ですね。
 きょうは、情感の部分が強くて、心が感じられないとか被災地への気持ちが伝わらないとか、そういう議論が多かったんです。それはもちろん半分あるんですが、もう一つは、やはり器の部分があると思うんです。
 ちょうど地震が起こる直前の、いわば政治評論の世界では、今の日本の政治に足らないのは、政局でも政策でもない、ガバナビリティーだ、今の政府に日本を統治しようという気力も気迫もその気もない、ガバナビリティー、統治そのものであるということが言われておりまして、それで震災が起こって、この結果だと。自民党から言わせれば、このざまだ、こういうことなんですね。
 その器の一つの事例として、私も土木屋ですから、要するに、現場が一番力を持つべきだし、そして、情報の源は現場から意思決定者にそのまま伝えるべきだということで、責任はおれがとるから、とにかく現場にすべて任せろ、現場にすべて任せると。責任はおれがとるというのは、これは普通の、立派な政治家じゃなくたって、普通の人の普通のパフォーマンスなんですね。これがないんです。これを器と言わざるを得ないというところに、日本の閉塞状況があるわけです。
 例えば一つは、先ほど議論がありました、百ミリシーベルトが限界だった、これを二百五十に上げる。ここまでは多少許せるとしても、それを五百に上げようとしたんですね。それは表に出ていませんから、どこにも資料はありませんけれども、五百ミリシーベルトまで上げていいかと官邸から聞かれた分には、もうそんなのやっていられませんよね。やっていられません。
 今、千五百人、原発のサイトで毎日毎日働いていまして、後ほど資料でも御説明しますけれども、まさに一生の恐怖と闘うわけですよ。毎日千五百人。だから、通算、六千人、七千人、今から半年、ひょっとしたら一年、こうなったら通算二万人、三万人となって、御家族を入れたら五万人、六万人の人生通じての恐怖をマネジメントしなければならない、恐怖を管理しなければならない。今、そういう状態にいるのにもかかわらず、勝手に、百を二百五十、二百五十を五百に上げればいい。それは、とてもじゃないけれども、責任はおれがとる、現場すべて任せるからこれをおさめてくれ、戦争と一緒だからおさめてくれというふうには見えないですね。
 つまり、何が違うかというと、普通、我々だったら、百ミリでも二百五十ミリでもいいです、とにかく命は守る、一生かけて、絶対におまえの人生で普通よりもがん発症確率が高くならないように管理してあげるから、とにかくやり抜いてくれ、日本を守ってくれ、そしてこの仕事が終わったら家族を守ってくれ、こう言うのが普通ですよ。どうしてそれを言わないんだ、どうしてそれを菅直人という首相はおっしゃらないんだ、これはもう本当にわからないですね。
 先日、名古屋でのプレジデンシーは、世界史上最高に右脳をドライブされた、史上最高のプレジデンシーを発揮されて、それでダイバーシティーをまとめられたというようなことを褒め殺しのつもりで言ったんですけれども、褒め生かしてしまいましたけれども、とにかく、尊敬する松本大臣が、個人的に、非常に客観的に見て、今のプライムミニスターのパフォーマンス、言えないところの方が多いかもしれませんけれども、どう評価し、そして、まあ今のまま続いていけば、今後どう改善していったらいいかなと思われるか、ちょっとそこら辺のところ、コメントをいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 福井照

speaker_id: 14055

日付: 2011-05-31

院: 衆議院

会議名: 環境委員会