渡部英敏の発言 (総務委員会)
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○渡部英敏君 会津美里町の渡部であります。
本日は、総務委員の皆様方には、大変お忙しい中こういう機会を与えていただきまして、ありがとうございます。
実は、我が町と楢葉町さんとは以前から姉妹都市でありまして、災害協定を結んでおりました。もう随分前からそういう形で行ったり来たりして、山と海ということで仲間でいたわけでありますけれども、今回、原子力の関係で、即電話をいただきました。何とか避難者を引き受けてくれということでありましたので、順次避難所を開設いたしまして、最大時で千七十八名、それから一般家庭で五百名ということで、千五百名の方が我が町に避難をされました。
そして、いろいろとやっておりましたが、実は仮設住宅の建設がおかげさまで終わりまして、二百五十戸仮設住宅が建設され、六月十一日から入居が始まっておりまして、満杯であります。そしてまた学校関係、中学校、小学校、幼稚園、合わせまして二百五名の子供さんが、四月六日に我が町と同時に入学をいたしました。大変、親御さんも安心して喜んでおられるようでありまして、ありがたいなというふうに私も思っているわけであります。
しかしながら、会津は、原発事故に関します風評被害ということで大変苦しんでやっておるわけであります。まずは風評被害に対して、農産物はいろいろな面で損害賠償の対象になるというふうに聞いておりますけれども、今後ともいろいろと対策を練っていただきたいというのが一つであります。
そして我が町では、手をこまねいているわけにいきませんので、各種の団体それから個人におきまして、さまざまな手法によってキャンペーン事業を展開していこうということで、今、全国二十五カ所、復興PR全国キャラバン隊が町から出ていこうということで、全国に展開する予定であります。これは、ゼビオさんの前の駐車場をお借りしてやるという形で、本当にありがたく思っているわけであります。
風評被害の農産物は、会津は何といっても米であります。会津の米、それから会津身不知柿、リンゴ、桃。それから、渋ガキは買い取り中止、作付中止となったものは葉たばこ、加工トマトということで、これはもう既に栽培が中止になっておるわけであります。そんなわけで、この風評被害は大変な状況であるということであります。
また、さらに会津の観光につきましては、これも大変な被害をこうむりまして、今、観光客が激減をしているということであります。
そしてまた、私の方にはETCのインターチェンジがありますけれども、これが減っております。ETCを使わないで、普通のインターで行列をつくっているということで、我が町のインターはETC専用でありますので、使用者が減っているというのが現状であります。
そんなわけで、楢葉町さんと毎週一回打ち合わせをしながら、いろいろな問題についてやっておるわけであります。これからの課題につきましては、いろいろあるわけでありますが、一緒になってその事態について調整を図っているということでありまして、教育の面、福祉、保健、ごみ処理、それから除雪体制、いろいろこれから、行政経費もかかりますけれども、何とかお互いに手をとり合ってやっていこうということでございます。
そしてまた、ありがたいことには仮設住宅の中にケアハウスもできましたし、集会所も二つほどできましたし、ショートステイの関係のグループホームもできました。仮設住宅の関係につきましては十分な配慮をしていただいているということで、本当にありがたく思っておる次第であります。
これから長期にわたりますと、いろいろな問題が出てくるというふうに思っています。まず、先ほど申し上げましたが、ごみの問題やらいろいろとあるわけでありますが、これにつきましてもいろいろ経費がかかるということでありますので、引き受け町村に対しましても国の大幅な支援をよろしくお願いしたいというふうに思っています。
そして、仮設住宅に入りましたから、今度は何とか働く場所をということで、生活支援から自立支援にということで、農地を世話していただきたいということもあります。したがいまして、町で畑をお世話して、そして家庭菜園みたいなことをやりたいというようなことを言われて、今、町で手配をしているところでございます。いずれにいたしましても、健康な人は仕事をしなければ、ただいられないということでありますので、これにつきましても町で今手配をして、何とか受け入れていただければということで頑張っているところでございます。
私の方は原子力の方と直接関係ないといえばありませんけれども、今、ほかの町村さんのお話を聞くと本当に言葉が詰まるわけであります。私からも、ぜひ一日も早い原発の収束をお願いしたいなというふうに思っています。本当に、こう見ていますと、もとの福島県にならないで、福島県が小さくなってしまうんじゃないかというふうに私も思っていますので、ひとつ全力で、ぜひとも早い原発の収束を私からもお願い申し上げたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。