平沢勝栄の発言 (法務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○平沢委員 次に、石田参考人にお伺いしたいと思います。
 弁護人を立ち会わせるというお話がございました。それはそれとしまして、私もイギリスに三年間いまして、当時、法務省のアタッシェがいなかったから、裁判官、日弁連、検察官、全部イギリスの内務省等に御案内しまして、いろいろお話を伺ったんですけれども、イギリスの捜査当局が持っている権限なんというのは日本と比べたら比較にならないんです。一言で言えば、日本の捜査当局は手足を縛られてボクシングしろと言われているようなものなんです。驚くほどの権限を持っておられるんです。それは、当時、日本から来られた方に随分御説明しまして、それも基本的にはまだ変わっていないと思います。
 例えば、具体的な例を挙げますと、ヒースロー空港に日本から来た飛行機の荷物、それがバゲッジクレームまで来る間にどんどん日本の荷物だけ壊されるんです。全然捕まらない。どうしたかというと、ロンドン警視庁はバゲッジハンドラーの中に警察官を送り込んで一緒にやらせるんです。全容がわかったところで一網打尽で、警察官はもちろん、一緒に加わっていたけれども全然犯罪に問われない。
 あるいは、IRAの銀行強盗があった、そうしますと、一番最初に申し出たやつには莫大な何千万という御褒美を上げて、場合によっては顔の整形手術までやって、偽名のパスポートまで与えて保護してやる、そのかわり仲間について全部しゃべらせるとか、まあ考えられぬ。電話の傍聴なんというのは、これはもう日常茶飯事。物すごい権限が与えられているんです。そういう中で捜査が行われているんです。
 そういう中で、日本の捜査当局が今与えられている権限、欧米諸国に比べたら、これはもうこれからいろいろ調べればわかっていただけると思いますけれども、極めて限定的、限られていますけれども、これについてはどう思われますか。

発言情報

speech_id: 117705206X01220110518_027

発言者: 平沢勝栄

speaker_id: 31602

日付: 2011-05-18

院: 衆議院

会議名: 法務委員会