野田毅の発言 (予算委員会)

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○野田(毅)委員 政治生命をかけるという言葉はとうとう避けられたので、また後ほど触れたいと思います。
 覚悟のほどを述べただけだというお話があったので、あら、そんな程度であれば結局そんな程度の成果しか出ないんだなとみんな受けとめておるということは、まず指摘をしておきたいと思います。
 それから、今日の財政状況が大変厳しい状況になった、みんなわかっているんですけれども、いつからこういうことになったんだろう、何が原因でこんなに借金が重なったかというと、よく民主党の皆さんは、自民党時代に公共事業をやったからなったということを盛んにおっしゃるんだけれども、もう少し事実に即してあなた方も判断してもらいたい。
 それは、私は昨年の予算委員会でも申し上げたつもりです、表を使って。それはむしろ、菅さんも与党時代、連立を組んでおられたころ、自社さのころ、あのときの方が圧倒的に建設国債は多かったんですよ。今世紀に入ってそれが壊れてから、むしろ、特に小泉さん以降、やり過ぎるぐらい公共事業をカットしてきたんですよ。この事実に即した発想をしないといけませんね。世の中に結構誤解があるものですから、あえて申し上げておきたいんです。
 これは、今世紀に入ってからの国債がどれだけ積み上がったか。六百六十八兆円が現在の普通国債の残高であります。これが二〇〇〇年の残高は三百六十八兆ほどある。つまり、半分近くが今世紀に入ってからの借金の増加です。その内訳を見るとどうなっておるか。まさに、建設国債は三十八兆しかふえていないんだよ。それに対して、赤字国債が何と二百六十三兆ふえているということなんですよ。
 ちなみに言えば、民主党政権になって二度予算をつくられた。それは下のところに書いてありますけれども、六十五兆の赤字国債と、合計七十三兆ふやした。自公政権時代は、九年間で、約十年近いですが、合計二百二十七兆だけれども、この二年間でばっと七十三兆ふえているという現実もある。
 決してそのことをとやかく言うつもりはありませんが、ただ、相手方を、公共事業をふやしてきたからこういうことになったと言うようなことはおやめになった方がいい。むしろ、コンクリートから人へというきれいな言葉遣いの中で、結果として、人への借金がどんどんどんどんふえているということなんですよ。財政規律という点からすればどっちが問題が大きいのか、赤字国債と建設国債と。財政規律ということをどう考えているんでしょうか。
 ちなみに、日銀引き受け国債と建設国債と、どっちがより悪いことになっていると思いますか、総理。これぐらいは財務大臣を経験しているんですから、財政規律のイロハのイじゃないですか。私は、この問題は、去年だったか、予算委員会か財金委員会でも菅さんに質問したことがあります。どっちでしょうか。財政法にちゃんと書いてある、財政規律の原点が。どうですか。

発言情報

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発言者: 野田毅

speaker_id: 14178

日付: 2011-02-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会