菅直人の発言 (予算委員会)
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○菅内閣総理大臣 まず、本多議員が、そうした特に弱い立場の人々に対することを議員としても取り上げ、そして他党の皆さんの提案でも、そういう問題についてはしっかりとうなずくというか賛成の意をあらわされたということ、大変私は重要なことだと思っております。
私も、さきの臨時国会の折には、なかなか政策議論というよりも、いろいろな、問題といえば問題ですが、そういう政策とは違った問題が議論の大半を占めたわけでありますが、今回のこの通常国会、幸い冒頭からしっかりと審議に入ることができ、そして多くの政策課題、今提起のあった福祉の問題、さらには財政の問題、さらには景気対策の問題、相当の議論ができた、このように思っております。
そして、審議も相当進んできておりますけれども、先ほども申し上げましたが、今、私は、国民の皆さんにとってまず今何が必要なのか、そして今から将来何が必要なのか、その二つのことを考える必要がある。今まず必要なのは、景気がやっとここまで上昇してきた中で、それに水を差さないためにも、予算を上げて執行する。そして、中長期のことについて言えば、今御指摘のあったような、社会保障のあり方そのものを、全体を考え、あるいは財政のことを考えて、税と社会保障の一体改革を行う。
加えて言えば、私が政権を担当した時点で、ややもすれば、普天間の問題などで日米関係について心配をする方々が多かった状況の中でした。そういう中では、少なくとも、この八カ月の間に三度、オバマ大統領との会談も行い、日米関係が安定してきたと言われるところまで持ってきた。
これから、いよいよ本格的に、これからの国際社会の中で、例えば経済連携などをどのように考え、進めていくか、こういった本当に内容の濃い議論が私もこの通常国会では行われていると思っておりまして、ぜひ最後までそういう姿勢で議論をしていきたい、このように思っているところであります。