菅直人の発言 (予算委員会)
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○菅内閣総理大臣 私は、本当に、国民の皆さんに伝えたい気持ちで伝え切れていないという御指摘、私もいろいろな場で残念ながら感じております。それは、私にとって、やらなければならないこと、先ほども申し上げましたが、やはり政権というものを担当した中でいえば、すぐにやらなければならないことは、当たり前ですが、すぐにやらなければいけない。しかし、中長期にかけてやらなければならないことは、ある程度の手順が要ります。
実は、さきの臨時国会のときに、中長期にやらなければならないという課題を五つ挙げて、最初の所信表明演説で申し上げました。しかし、残念ながら、国会審議の中ではほとんどそのことが議論の対象になりませんでした。そういったことの反省も含めて、少ししっかりした体制をつくらなければならない、こういう中で、やっと本格的な議論が始まったのが社会保障と税の一体改革の問題です。
与謝野さんの大臣就任について、いろいろな言い方をされる方があることはよく承知をしております。しかし、私は、この与謝野さんという方をお迎えしたことも私の覚悟のあらわれと受けとめていただきたい。確かに政党は違いましたけれども、従来から、この問題に関して与謝野さんの言われることは国民の立場を考えた発言だ、行動だ、そのように私は見ておりましたので、そういう覚悟を持った方を迎えることで、確かに与野党内にいろいろな波紋を呼びましたけれども、そういう方を招いてでもしっかりした形につなげていかなければ、もはや日本は時間がなくなっている、そういう危機感としてぜひ国民の皆さんにも御理解をいただきたい、このように思っています。