郡司彰の発言 (国民生活・経済・社会保障に関する調査会)
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○郡司彰君 本日は三参考人のお話、ありがとうございました。
それぞれにちょっとお聞きをしたいと思いますが、まず、田中先生の書かれたものをちょっと事前に読まさせていただきました。大変気になったといいますか、心に留まったものがありまして、「亡くなる直前の短期間に、医療や介護サービスが主となり生活が従となるような場所に移ることはあっても、数年にわたってそうした生活に制限の強い施設に移らずにすむような方策をつくらなければなりません。」という文言でございました。
それで、その後、実際に先生のお話を聞いて思い出した方がありました。今井澄議員という参議院議員がおりました。若くしてお亡くなりになりましたけれども、御存じのように、長野の諏訪中央病院院長などもなさって地域医療に取り組んでこられました。その方が最後、自分がお亡くなりになる直前に、病院に入ることをなさらずに自宅の中で余生を終えられた。つまり、多分言われていたのは、自分で飲み込む力がなくなってからはというようなちょっとお話をされたのを聞いたことがございましたけれども、先ほどの先生のお話を伺っている中で、どうして今井先生、そういうような考えに至ったんだろうか。「理想の医療を語れますか」という本を最後に上梓なされましたけれども、先生のお話を聞いて、今井先生のお気持ちはどんなものだったのかなと、田中先生の方からちょっとお聞きをしたいなというのが一つでございます。
それから、小室参考人のお話も大変面白く聞かせていただきました。つまるところ、労働時間、いわゆる賃労働に関する、働くということに関して、休日であれば例えば安息日というような宗教的な背景というものは多分にあったんだろうと思うんですね。それから、一日の労働時間でいうと、生理的に寝るという時間、それから夫婦が一緒に過ごすという時間、さらには子供と接する時間、それぞれ譲ってはいけない時間というものを考えた形が残業の割高の割合というものになってきているんだろうというふうに思っているんです。
そういうことからすると、先ほどお話しした以外に、日本の場合には出向というような、家族がばらばらになるのを当たり前のような風潮もございましたけれども、今それぞれが政治の場で制度をつくるということでおっしゃったような形をつくっていこうということもあろうと思います。ただ、それだけではなくて、小さなときから家族であるとか労働であるとかということを国や政治というものがもう少し積極的にかかわることによって国民合意というものが知らずにできるような国というものを目指さなければいけないというふうに思いますけれども、そのことについて政治の果たす役割、今に加えてということがありましたらお話をいただければというふうに思います。
それから、南部参考人のお話は大変面白く聞かせていただいて。東日本の大震災がございました。これの復興ということがこれからの大きなテーマになってくるわけでありますけれども、そこにも南部参考人の活躍する場というものは多分にあるだろうし、国として考えなければいけない余地というものは相当あるんではないかなというふうに思っております。
誇りを持って希望を持てるような、そのような雇用の場をどのようにつくっていくか、御社のシャドーキャビネットで検討しているようなことでもありましたらばお話しいただければなというふうに思います。
以上でございます。