南部靖之の発言 (国民生活・経済・社会保障に関する調査会)

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○参考人(南部靖之君) まず、被災者を三つ、三つというか分野を三つに分けて、沿岸部の津波によっての災害を受けた方々、それから地震による被災された方々、それから原発の地域に対する方々と、この三つにまず分けます。
 それからもう一つは、現地、東北で働きたいという方々のための仕組み、それから東北を脱出して県外で働きたいという方々に対する仕組みと、これをマトリックス的にいろいろ今パソナとしてはとらえてやっております。
 まず、三つの分野にこれ分けるのは横に置いておいて、東北の中での仕事づくりということに関しましては、まず民間版というか、移動式のキャンピングカーとミニマイクロバスによる移動式ハローワークのような就職指導センター、教育センターを、ちょうど今週ですかね、今週から動き始めます。ずっと回って、そして被災地を回りながら、あなたは何を、どういう仕事をしてこられましたかと、どういうことをやりたいですかということを聞いて回るようなそういう仕組みをやっています。それ以外にも、いろんなメディカルケアだとかセーフティーネットをしいてはいますけれども、移動式のキャンピングカーによる仕組みがまず効果的ではないかなと。
 と同時に、現地での東北の就業形態といってもなかなか仕事をつくり出すということができないものですから、我々が持っている、TPP型というか付加価値の高い農業の仕組みをあの場所でということから、植物工場の大きなものを造ることによって年三回取れる米作りをできないかだとか、漢方の仕組みを使った新しい高価なものを作れないかなとか、そういう仕事づくりもこれからもやっていきたいなと、そういうように思っています。
 それから県外、県外に出るという意味で、例えば今どこかの町、この間僕もずっと回ってきた中で町長さん何人かとお会いしたんですけれども、七ヶ浜の町長さんと淡路市長と一緒にこういうことができないかなと。淡路島の中に新七ヶ浜町をつくって、そして移りやすいようなインフラづくりをつくってあげる、情報交換をしてあげるという仕組みができないかなと。なかなか東北から、自分の生まれ故郷から外へ出るという勇気も要りますし、その仕組みづくり、提携を市同士が結べないかなと。
 それから、私どもとしても、東北・淡路ファームという名前でもって、今数ヘクタールなんですけれども、具体的に東北の若者、それからその若者の後は家族を連れてこれるような、そういう仕組みを淡路島でこれからやろうということで、今二百人の募集を掛けました。ちょうど先週、何人かの面談をやって、そして多分七月ごろまでには半分の百人ぐらいの方々を、農業と自分の農業以外の仕事を兼ね合わせた仕組みづくりでもって淡路島で雇用が生まれるような、そういうことを今やっています。半農半芸と言っていますけれども、午前中農業やって、午後は自分の好きな芸術をやったりする仕組みをつくろうと、それを今淡路島でやっています。
 だから、県内と県外とを分けて、そしてその被災地の方々に合わせた雇用の今インフラづくりをパソナとしては取り組んでいます。

発言情報

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発言者: 南部靖之

speaker_id: 12456

日付: 2011-04-27

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済・社会保障に関する調査会