枝野幸男の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○国務大臣(枝野幸男君) 復興構想会議では、今月末をめどに予定されている提言に向けていよいよ大詰めの議論を行っていただいているところでございます。そして、この構想会議での御議論と同時並行で、今国土交通大臣も御答弁をされたとおり、そこでの議論を踏まえながら、最終的にどういう提言が出てもすぐに対応できるように各省ともいろいろな各省としての検討もしていただいているところでございますので、提言がなされ次第、復興対策本部において速やかに復興基本方針を策定したいというふうに思っているところでございます。
この復興については、もう岡崎議員十分御承知のとおり、被災地が大変広くて多様であるということを踏まえながら、地域やコミュニティー主体の復興を基本としたいと、またそうしなければならないというふうに思っております。
このため、この基本方針策定についても、国が一方的に策定するのではなくて、復興構想会議において関係地方公共団体の御意見をも踏まえつつ検討を進めてきたところでございます。特に御指摘いただいた浸水した土地、建物の再建が制限される土地の買上げについて、これについてもこの復興構想会議において議論をいただいているところでございますが、一方では、境界確定あるいは所有権、所有者の特定などの困難さがある。あるいは、そこを持っていらっしゃる方の再建に向けても、国等による買上げということが有効ではないかという声も出ている一方で、地域の復興ということを考えますと、買上げを行ってしまった場合、被災者が全く他の地域に移ってしまうということになると地域の再生や復興にもつながらないということにもなってしまうというようなことについて御議論をいただいているところでございます。
この会議の最終的な提言も踏まえながら、一方では、今国土交通大臣から御答弁をいただきました浸水しないようにするかさ上げであるとか堤防であるとかそういった施策との組合せ、それを踏まえながら、それぞれの地域が地域の事情に応じて様々な選択肢を取り得るような、そういう方向での方針を取りまとめてまいりたいというふうに思っているところでございます。