江田五月の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○国務大臣(江田五月君) 今回の災害廃棄物は、一つの特徴は量が膨大であるということでございまして、これはもう広域処理が重要であることは言うまでもありません。その際、今委員御指摘のとおり、国民みんなの理解と熱意というものが非常に大切だと思っておりまして、今、陸前高田の松のことにお触れいただきました。これは放射性物質により汚染されているんじゃないかという懸念が起きて、そして一部断念というところに追い込まれましたが、しかし報道によってそうした心配はないんだと、こういう理解をいただいてまた復活をしたということでございまして、やはり正しい情報で国民みんなが正しい理解を持って協力していただくということが必要だと思っております。
 そういうことで、既に全国に多くの自治体から合計年間四百八十八万トンという受入れ表明をいただいておりまして、これは運ぶ手間などを考えて、船舶とか鉄道貨物の利用による搬送効率が高くて、そして受入れ容量が大きい首都圏とか関西圏を中心に広域処理の今調整を進めているところでございます。
 そして、今ちょっとテーマになった有害物質であるとか、有害物質といいますとPCBとかアスベストですね、あるいはまた放射性物質による汚染のおそれ、こうしたことについて、これも国民の、特に受け入れていただく自治体の理解というものがどうしても必要で、そのために私ども、そういうことをしっかりとモニタリングして、そうした心配がないと、こういうことを被災の自治体においても確認をし、さらに受け入れていただく自治体の皆さんにもその御理解をいただく努力をしていかなければいけないと思っております。
 有害物質につきましては、環境モニタリングを実施した結果、現在までのところ通常の環境の状況と大きな変化はないということが確認されております。放射性物質については、これは岩手、宮城のものにつき危惧する声が寄せられていますので、被災地で災害廃棄物放射性物質の濃度汚染調査をしておりまして、そして、この調査については受入れ自治体の代表の方にも立ち会っていただいて、環境省として、昨日、八月十日でございますが、これらの調査結果を参考にして、環境省に設置しております災害廃棄物安全評価検討会、ここで専門家の意見を伺って、広域処理における安全性の考え方について一定の整理を行ったところでございます。
 これを踏まえて、受入れ自治体やあるいは市民の安心と理解を得ている今その最中でございまして、広域処理が開始できる、こういう観点から開始できるようになるのはもうあと僅かだと今思っているところでございます。

発言情報

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発言者: 江田五月

speaker_id: 17067

日付: 2011-08-11

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会