中山恭子の発言 (本会議)

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○中山恭子君 たちあがれ日本・新党改革の中山恭子でございます。
 私は、たちあがれ日本・新党改革を代表して、参議院憲法審査会規程案に対し、賛成の立場から討論を行います。
 日本国憲法の改正手続に関する法律が平成十九年に制定されて以来四年が過ぎました。この間、憲法審査会規程が制定されず、国会法上は設置されている憲法審査会が始動しないという異常な状態が続いてきました。この度、ようやく、参議院憲法審査会規程が制定されますと憲法に関する議論を行う場ができることになります。憲法審査会が動き出すことの重要性に鑑み、本規程案に賛成するものであります。
 現憲法の前文を読むとき、日本の長い歴史の中で日本の人々が培ってきた文化に基づく考え方や思想が見当たらない、自分たちの言葉ではなく、よそから借りてきた文章がつづられていると感じ、大変残念なことだと思い続けてまいりました。
 日本の人々は古来、自然に対し畏怖の念を抱き、自然とともに生きてきました。去る三月十一日に発生した東日本大震災では、大切な人を失い、想像を絶する悲しみ、苦しみに直面しながらも、冷静で秩序正しく、人への思いやりを忘れない人々の姿がそこにありました。このような日本の人々の姿に世界からも感嘆の声が上がっています。
 本来、日本は調和ある社会を重んじてきました。また、異なる文化をも柔軟に受け入れ、自らの文化に溶け込ませてきました。世界の動きをいち早くとらえ、新しい技術や考え方を取り入れて発展してきたのが日本の社会です。
 日本の文化は国際社会においても重要な役割を果たし、貢献できるものであると考えています。こうした日本の精神、文化を盛り込んだ憲法を自ら制定すべきであると考えます。
 国際社会は、文字どおり、国と国が際を接する社会です。自国の国民、領土、領海を守ることのできない国家は国際社会において尊敬も信頼も得ることはできません。日本は、自ら国民、領土、領海を守り、また、国際社会の一員として責任を果たし、信頼される国家でありたいと考えます。そのことが平和の維持につながると確信しています。
 この上は、直ちに委員を選出して、憲法審査会における積極的な議論を開始することが肝要です。
 国権の最高機関である国会、その国会に籍を置く私どもは、いかなるときにあっても国の在り方に関する議論から逃げてはいけないということを申し上げ、私の賛成討論といたします。(拍手)

発言情報

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発言者: 中山恭子

speaker_id: 19441

日付: 2011-05-18

院: 参議院

会議名: 本会議