菅直人の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○内閣総理大臣(菅直人君) 小西議員の御質問にお答えいたします。
 私にはエネルギー政策に関する質問を一問いただきました。
 三月十一日の原発事故発生以来、原発やエネルギー政策の在り方についての議論が様々な形で進んでおります。
 例えば、エネルギー基本計画については、二〇三〇年に総発電電力量の五三%を原発で賄うとした現行の計画を白紙から見直し、原発への依存度を下げ、再生可能エネルギーの導入を加速する方向での議論を既に政府として進めてきております。
 また、原子力の安全規制については、六月七日のIAEAへの報告書においても指摘をしたとおり、まず原子力安全・保安院を経済産業省から独立させ、そして原子力安全委員会も含めて安全規制行政の見直しを進めていくこととしており、細野大臣に検討を指示しております。
 さらに、当面の電力需給見通しについても、経済産業大臣、国家戦略大臣に精査を指示しているところであります。
 今後のエネルギー政策については、更なる安全性の確保を大前提に、原発への依存度を計画的、段階的に下げていくこと、再生可能エネルギーの割合を大幅に高めること、省エネルギーを推進し、我が国のエネルギー需要の構造改革を進めること、化石燃料の効率的利用を行うことなどを基本として進めていくと考えております。
 こうした考え方の下で、玄葉国家戦略担当大臣を議長とするエネルギー・環境会議において、当面のエネルギー需給政策と同時に、中長期的な革新的エネルギー・環境戦略の策定に向けた中間的な整理を取りまとめていただいているところでありまして、これらを本日にも取りまとめの予定となっております。
 この中で、短期、中期、長期の工程表を含めて、政府としての考え方が明確に示されると、このように考えておりますので、是非参考にしていただきたいと思います。(拍手)
   〔国務大臣海江田万里君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 117715254X02920110729_006

発言者: 菅直人

speaker_id: 33543

日付: 2011-07-29

院: 参議院

会議名: 本会議