古川元久の発言 (内閣委員会)

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○古川国務大臣 国家戦略担当大臣及び経済財政政策を担当する内閣府特命担当大臣並びに社会保障・税一体改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。
 国家戦略室は、税財政の骨格、経済運営の基本方針、その他内閣の重要政策に関する基本的な方針の企画及び立案並びに総合調整の機能を担うこととされております。
 このため、我が国が直面する厳しい経済財政状況を踏まえ、財政運営戦略に基づく財政健全化に向けて、引き続き目標の達成を目指してまいります。また、新成長戦略の実現を加速するとともに、震災後に生じた新たな課題に対応するため、戦略の再強化を行い、年内に日本再生の戦略を策定します。
 さらに、こうした戦略の具体化も含め、国家的な重要政策を統括する総理主宰の新たな会議体、国家戦略会議を創設します。また、当面のエネルギー需給安定策の具体化や中長期の革新的エネルギー・環境戦略の策定、経済連携の戦略的な推進、食と農林漁業の再生のための総合調整に取り組んでまいります。
 次に、経済財政政策について申し述べます。
 我が国の景気は、震災の影響により依然として厳しい状況の中、持ち直しているものの、そのテンポは緩やかになっています。先行きについては、持ち直しが続くと期待されますが、海外景気の下振れや為替、株価の変動等によっては、景気が下振れするリスクが存在します。
 急速な円高の進行等による景気下振れや産業空洞化のリスクに先手を打って対処するため、本日閣議決定された円高への総合的対応策について、迅速に具体的な効果が上がるよう実行に移してまいります。また、日本銀行には、政府との緊密な情報交換、連携のもと、適切かつ果断な政策対応を期待いたします。
 経済成長と財政健全化は車の両輪です。経済と財政の相互連関を十分に踏まえ、デフレの終結と経済成長の実現を確かなものとしつつ、財政健全化と持続可能な社会保障の実現に向け、全力を挙げて取り組みを進めてまいります。また、政策の客観性、透明性を高めるため、経済財政に関する分析や中長期の試算をお示ししてまいります。
 社会保障と税の一体改革については、少子高齢化が進む中、国民の安心を実現するため、社会保障の機能強化とそれを支える財政の健全化を同時に達成することが不可欠です。関係大臣と協力して、各党各会派の御理解をいただきながら、本年六月の社会保障・税一体改革成案の具体化を進めてまいります。また、社会保障・税番号制度の早期導入に向けて検討を進めてまいります。
 中国における遺棄化学兵器処理については、引き続き事業を推進してまいります。
 荒井委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力を心よりお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

発言情報

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発言者: 古川元久

speaker_id: 31953

日付: 2011-10-21

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会