牧山ひろえの発言 (予算委員会)

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○牧山ひろえ君 次に、英語教育の重要性について伺いたいと思います。
 日本からの文化の発信や観光の誘致のために英語が必要であることは言うまでもありません。例えば、TPPを始めとする多国間の連携が最近議論されておりますが、ITの発達とともに国際化がますます進展してきている流れというものは止めることができないと思います。日本の産業、文化の海外展開のためにはもちろんのこと、日本はまだまだ言葉の壁があるため、外国の人々にとって旅行やビジネスがしづらい国です。将来のためにも、外国から見て観光やビジネスがしやすい国にしていかなくてはなりません。
 そこで、英語教育についてお話しします。
 将来の子供たちが大人になったときに英語に力を入れている近隣諸国の人たちと同じようにやっていくためには、国際共通語である英語を学ぶ機会を少なくとも同じぐらい与えてあげることが必要だと思います。私も小さい子供を持つ母親として、この子たちの世代が受ける英語教育が諸外国と比べて遅れてはいないか大変心配なので、他国と比べた日本の英語教育、母親としてもしっかりとウオッチングしています。
 また、公立の学校で英語を推進していかないと、英語にお金を掛けられない御家庭の子供との格差が出てきてしまいます。人生のスタートラインですから、一番あってはならない格差の一つが教育だと思います。
 そこで、英語教育の現状を文部科学省に聞いてみました。このパネルを御覧ください。
 これによりますと、シンガポールでは中国語やマレー語、タミール語という授業以外の科目は全て英語で行われているそうです。また、幼稚園の段階から発音指導、読み聞かせなどによる英語教育が実施されています。人口五百万人、領土としては小さな国ですが、シンガポールは空港、港湾などの交通ハブ、金融のハブ、ビジネスのハブ、さらには教育のハブなどとも言われ、イエール大学など世界の有名校の分校を次々に誘致しているのも、英語教育を重視したバイリンガル政策に起因しているのではないかと思います。
 お隣の韓国は、小学校三年生から英語教育が始まります。そして、特に韓国では、高校を卒業すれば英語で意思疎通できる能力を整えるようにすることをビジョンとして掲げ、特に英語のスピーキングとライティング能力を育成する施策を実施中です。日本は、今年度から新学習指導要領の下で小学五年生から英語教育が始まったそうですが、これで世界に太刀打ちできるのかとても心配です。
 そこで、子供が一番発音やヒアリングの習得が負担がなく自然に覚えられる時期がいつか考えたときに、物心付いたときには話せるようになる私たちの母国語と同じように、幼児期が最適なのではないかと思います。新聞報道によりますと、シンガポールのリー元首相は、最近、バイリンガル教育は生まれてから数年が勝負と発言されておられるようですが、総理はどのように思われますでしょうか。端的にお願いいたします。

発言情報

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発言者: 牧山ひろえ

speaker_id: 9631

日付: 2011-12-06

院: 参議院

会議名: 予算委員会