玄葉光一郎の発言 (外務委員会)
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○玄葉国務大臣 ただいま、内向き志向からの脱却、その象徴としてのODA予算の増額という問いをいただきましたけれども、まさにODAは日本の外交にとっては最重要ツールの一つであるということを、外相になって十カ月目くらいになるんですけれども、実感として感じることが多々ございます。
一つは、日本政府自身、これは先輩方でありますけれども、人間の安全保障という概念をつくり出して、今やこれは世界各国で用いられるようになってきています。こういった人間の安全保障、一人一人の尊厳を大切にする、まず、そういった観点からの日本からの援助に対して、日本への信頼というものが寄せられていることを感じますし、また、これから日本の経済成長につなげていくような、ウイン・ウインの関係を築くような、ODAの効果的、戦略的な使い方というものについても意義を強く感じています。
総理にも直談判して、何とか今回、少々ではありますが、外務省のODA関連予算をふやすことができました。でも、これは直談判したからだけではなくて、山尾委員初めきょう御出席の方々、そして、これはもう党派を超えて御支援をいただいたおかげだというふうに思っていまして、何とかこのODA予算、日本は軍事力で貢献するということは、主要国であるにもかかわらず、極めて限定されるわけでありますから、ODA予算の増額について御理解をいただいて、端緒に終わらせずに、この反転基調を確実なものにしたいというふうに考えているところであります。