玄葉光一郎の発言 (外務委員会)

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○玄葉国務大臣 ただいまおっしゃっていただいたように、私はフルキャストディプロマシーというのを提唱しています。それは、政府だけではなくて、地方自治体も、大企業も、中小企業も、NGOも、個人も、今外交の主体になり得る、そういう時代になってきたというふうに思います。
 その上で、ODAというものを、おっしゃったように、人間の安全保障という観点から途上国に対して支援をしていくと同時に、ウイン・ウインの関係で日本の社会に還元をしていくために、効果的、戦略的に使うという側面がある。そのときに、まさに御指摘のとおり、大企業ばかりじゃないか、パッケージ型インフラ展開を官民一体で応援しているけれども、結局大企業の利益になるだけではないか、中小企業には来ないのではないか、こういうお話も指摘としてはございます。
 今、中小企業とODAの連携というのは、最近始めました。例えば、ウクライナから北海道の帯広に、JICAが、いわば研修生というものをお招きしました。たしか小麦の品質管理の研修をしたんですけれども、結果として何が起きるかというと、その研修員たちと地元の農機具メーカーたちが人脈ができてくるわけですね。そうすると、将来ウクライナに帰ったときも含めて、その農機具メーカーは、輸出なんということも含めて、中小企業だけれども考えるようになっていく。
 あるいは、青年海外協力隊に、今、中小企業からぜひ協力隊員にならないかということを実は募集していまして、五十人くらい、今、中小企業から行ってもらう。その結果として、人脈をつくってもらう。そして、それぞれの地域の中でのビジネス展開に、場合によっては役立つような形というものも今考えているところであります。
 まさにおっしゃったように、最近なんですけれども、ぜひ中小企業への裨益ということも真剣に考えて、ODAについて実行をしていきたいなというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 118003968X00220120615_009

発言者: 玄葉光一郎

speaker_id: 19422

日付: 2012-06-15

院: 衆議院

会議名: 外務委員会