篠原孝の発言 (環境委員会)

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○篠原委員 分別収集なんかになると、みんな、面倒くさくてできない、できないと言うんですけれども、今現実にどうなっているかというと、ペットボトルなんというのは、キャップを外し、それからラベルを外してということまでみんなやっているわけです。それから、何種類にも分けていて、非常にみんな真面目にやっているわけです。日本人はやってやれないことはないんです。
 ですから、生ごみを別に分別して収集するなんというのは、ちゃんと意識を徹底したら簡単なんですよ。今大臣が答えられたのは業者のことなんですが、業者の皆さんにはある程度大量だからやらせて当然ですけれども、僕は、一般家庭のもたくさんあるので、それをちゃんとやって、節電とか環境とかいうのを、その意識を高めるための道具にもなると思う。ぜひこれをやっていただきたいと思います。
 次に、もっと大きなごみ、核のごみについて質問をしたいと思います。
 久しぶりで、資料をたっぷりそろえてありますけれども、私がいろいろ書いた本の引用もありますので、私の方に耳を傾けながら、私の本の引用の方をじっくり読んでいただきたいと思います。
 まず、一ページ目の「民主党政権下の原発セールス」です。
 これはいろいろありますけれども、国別になっているんです。真ん中、ベトナム、異様ですよね。今まで、政権をとってから、政府高官、党の高官、いろいろ行かれたのは十二組、これだけに行ったということもないんですが、これだけベトナム詣でをしているわけです。私は異様だと思うんですよね。
 ベトナムのところを見てください。ベトナムの上から二番目、仙谷国家戦略担当大臣と前原国交大臣が同じ日に行っているんですよね。そして、ベトナム政府の高官を真ん中に置いて、にこにこして写真に写っている。このころはそんなに問題はまだなかったころですけれども、原発の事故があってからも同じようなことをしているわけです。私は、これは余り好ましくないことではないかと思っているんです。
 どういうことかというと、農薬、ホリドールとかパラチオンとか、百姓のせがれなのでさんざん僕はそういうのを手伝いました。ひどいんです。そのころは何にも言われていない。私が小学生のころです。私の大事な役割は、ホースで消毒をじいちゃんがやっている、ホースがリンゴの木や桃の木にひっかからないように引っ張っている。とまると怒られるんです。
 それから、もっとひどいのは、土管があるんです。そこの中に農薬を混ぜて攪拌するんです。攪拌を僕がやるんです。そこで化学反応を起こして、どれだけ吸い込んだか知れません。僕がちょっとおかしいのはそのせいかもしれません。
 それで、三十年後、二十年後、催奇性がある、発がん性があるなんて言ったって、たまったもんじゃないですよね。
 ところが、それが日本で使用を禁止される。いや、これは仮定の話ですよ。ベトナムやインドネシアやマレーシア、フィリピンではまだ環境規制がない、つくってもうかるというので輸出するんです。その辺わかりますよね、環境省の皆さん。エコダンピング輸出です。こんな恥ずかしいことは、できても絶対してはいけないんです。
 では原発はどうなっているか。同じなんです。我が日本国で、心配だ、原発の事故の収束もできない、危うい、だからつくるのをやめよう。つくるのをやめようだけじゃなくて、再稼働だってきちんと安全性をチェックしなければできないというところに、自分のところでつくれないものを人の国に輸出してなんて、そんな恥さらしなことはないんじゃないかと私は思います。それを我が国の国会ではのうのうと通して、世界の環境団体からひんしゅくを買っています。
 それで、これに加勢している人たちがこれだけいるんです。済みませんね、大谷さんもついていっただけだと思う。関係者はどの程度いるかわかりませんけれども、私は、政治家の見識としてこういうのはやってはいけないことだと思っているんです。僕が政府の高官をしたら、誰に命じられたって行きませんよ、すぐに首になるでしょうけれども。だから、相手の国のことを考えてみてください。
 では、二つ続けて聞きます。
 原子力協定を結んで、核不拡散防止条約に基づいて原発から原爆をつくってはいけないというルールで、一体誰がチェックするのか、どのようにチェックできるのかと。
 それから、ヨルダンとかベトナム、ヨルダンなんか小さい国ですよ。そこで原発が事故を起こしたら、ひょっとすると全国民が国外退去しなければならないんですよね。そんな事態にどうやって対処をするんだ。輸出国の日本の責任というのは一体どうなるのかと。
 こういうことを考えたら、ちょっと良心がある人なら、こんなことはやめようというふうになるんじゃないんですか。
 その証拠に、ヨルダンの、上院は国王の指名で与党的になっているようですけれども、下院では原発の建設の一時停止を可決されている。当たり前だと思いますよ。ベトナムは、体制が違ったりして反原発運動とかなかなか起きない国だと思いますけれども、やはり常識で考えたら、そんなことはできないと思うんです。
 この点については、今どういうふうに考えておられるんでしょうか。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2012-07-31

院: 衆議院

会議名: 環境委員会