井戸まさえの発言 (経済産業委員会)
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○井戸委員 おはようございます。民主党の井戸まさえでございます。
本日、初めて経産委員会で質問をさせていただきます。男女共同参画に最も理解をいただいています枝野大臣に質問ができることを大変うれしく、そしてまた、積極的な御答弁を期待しながら質問をさせていただきたいと思います。
一昨日の七月二十三日、厚生労働省の雇用政策研究会が、実質経済成長率がゼロ%程度で推移し、女性や高齢者などの就労が進まない場合、二〇三〇年の就業者数が、二〇一〇年の六千二百九十八万人から最大で八百四十五万人減って、五千四百五十三万人になるだろうということを発表いたしました。この数字は非常にショッキングな数字でもございまして、マスコミなどでも大きく取り上げられました。
実質経済成長率が二%では、男性の高齢者層の労働力率が上昇した場合でも、二百十七万人減少すると見込まれています。一方で、結婚、出産、育児で仕事をやめ、子育て後に再就職をする、いわゆるM字カーブが解消した場合に関しては、逆に三万人増加すると試算をしています。これは、女性の就労環境の改善こそが将来の日本経済にとって最も重要であることを示すものだと思います。
残念ながら、厚労省が今月六日に発表いたしました二〇一一年版の「働く女性の実情」を見ると、M字カーブの底は六七%で、第一子出産前後の継続就業割合は依然として低い状態です。育児が終了した後の再就職は、低賃金で社会保険なども保障されないパートタイムや非正規労働につくケースが圧倒的に多数を占め、女性労働者全体の労働条件の改善を阻んでいる大きな要因にもなっています。
M字カーブの問題が早くから指摘されているにもかかわらず、その解消は遅々として進まないのが現状です。保育サービスが足りないことやワーク・ライフ・バランスが進んでいないことなど、いろいろと要因もありますけれども、枝野大臣は何が問題だと、これの阻害要因をどのように認識されているかということを、この八百四十五万人という数字のインパクトも含めてお聞きをしたいと思います。