野田毅の発言 (社会保障と税の一体改革に関する特別委員会)
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○野田(毅)委員 必ず採決をすると。ただ、十二月までいってからじゃ遅いですね。問題は、いつ、どのタイミング、この辺は伊吹筆頭にしっかりとこれからぎりぎり詰めてもらうことになると思うが。
いずれにしても、これだけは、我々が最も心配しているのは、本当に採決そのものを延ばすという可能性が非常に強いと僕らは見ているんです。もう一つは、なかなか小沢さんというのは知恵者ですから、賛成も反対もしないで棄権しちゃうという手だってあるかもしれないんだな。だから、いろいろなバリエーションがあるんですよ。
そこで、一つ知恵を授けてあげます。
小沢さんというのはいいかげんな人なんだよね。そうでしょう。二〇〇七年の参議院選挙で大勝したんでしょう。その年の暮れに何があった。大連立じゃないですか。大連立の中のテーマは何ですか。消費税でしょう。何でまたころっと変わるんですかなどということをあなたからもっと早くから言えばよかったのよ。来週、また言うかどうかは知らぬけれども。そうでしょう。だから、私から見ると、何をやっているんですか、民主党はと。
もう一つ、ついでに知恵を授けてあげるとなんですけれども、これは授けていいのかな。
一応、過去のことを踏まえながら、これはパネルにはしていないんですけれども、お手元にある資料の三枚目、これは古い資料です。
これは、平成十年暮れに大蔵省の方が私のところへ持ってきて、自自連立のときに合意をして、そして自自連立がスタートをする。そのときに合意した中身、先般の自自連立協議の中で、消費税の使途を基礎年金、老人医療及び介護に限定する旨の合意をしましたと。それで目的税化のスタートを切る。だけれども、法律には書かずに予算総則でやりましたということで、ここにいろいろ書いてあります。このときの自由党の党首は小沢さんです。私もその下で責任者をやっていました、これをつくった張本人ですけれども。これはよく読んでいただければわかる。
とにかく、このとき既に高齢化がどんどん進んできている。さっきお話ししたように、いろいろな分野の予算をみんな削り取って、全部社会保障、高齢経費にどんどんお金が行っちゃった。借金も限界だ。さあどうする。まだまだふえるんですよ。それを今までどおりの延長で、ほかの予算を削って回す、あるいは借金をふやすというやり方はできないでしょう。そうであれば、逆に、社会保障、特に高齢化に伴う社会保障の増加経費の中の歯どめをかけなきゃいかぬ。何を歯どめにするか。
一つは、理念的、定性的な歯どめも必要だけれども、もう一つは、財政の裏打ちの中での歯どめが必要だ。したがって、これから消費税が、つまり、高齢三経費の財源は社会保険料だけではもう賄えない、だから公費負担せざるを得ないけれども、公費負担の源流は消費税でやるしかない。逆に言うと、社会保険料の引き上げ、消費税の引き上げの範囲の中での給付の内容になるということが、このときにつくった背景なんです。それは、今回のまさに一体改革という中の実は源流の一つでもあるんですよ。ほかの予算を削ってきて何でも持ってこいと。それはできないですよと。
これをつくったときの責任者はあの人なんだから。私はそのことを、民主党の皆さん、ぜひよく頭に置いておいてくださいよ。でないと、次の若い世代は一体どうなりますかということを、私が言うのではなくて、本当はこんな話は与党の皆さんが国民の皆さんに言わなきゃいかぬのだよ。だから、そういったことを、僕はそのことをぜひ、与党みたいなことを言っちゃったらいけないんだけれども、だけれども、これは与党、野党を超えてまさに今国家的な大事な課題だからあえて問題提起しているので、ここが我が党の今回の社会保障に対する基本的考え方の原点でもあるわけです。
社会保険を中心にしてその中でいくんですよということ、これがはっきりしなくて、今の民主党のマニフェストでいくと何が何だかわけがわからなくなっちゃっているということに問題がある、それが実は政策のハードルの一つでもあるんだ、こういうことを申し上げておきたいんだけれども、総理、いかがですか。所見を伺います。