2012-08-24
衆議院
樽床伸二
政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
樽床伸二の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)
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○樽床議員 今の小室委員の御指摘のとおりでありまして、選挙制度は、できるだけ与野党間で話し合いをして合意を得て進むべきものである、このように考えております。
ゆえに、昨年の十月、今から十カ月近く前に、各党に呼びかけまして、正式には衆議院選挙制度に関する各党協議会、これを設置させていただきました。不肖私が座長になりまして、十六回協議をいたしました。その間に、要所要所で与野党の幹事長・書記局長会談も数回にわたり開きまして、与野党幹事長、また書記局長の皆様からは大所高所からの議論もいただきながら進んでまいりました。
できるだけ丁寧に丁寧にということで進めてまいりましたが、残念ながら、目標期限としてまいりました当初の会期末の六月二十一日、この国会の二十一日までに合意を得られませんでした。
各党言っておられることが、それぞれの党の御意見は理解できますが、いろいろな多種多様な意見がありまして、全党がまとまって一つの案を得るということがなかなか難しい、こういうことになりましたので、司法からの要請もありますので、私どもは、本改正案を提出して、これからは国会の場で、委員会の場で正式にしっかり議論をして決めていきたい、このように考えたところであります。
よって、法案提出に至るまでの過程で、最大限の与野党の合意を得る努力を、今から十カ月前ですか、八カ月にわたりまして行ってきた。このことは、私は誇ってもいいのではないかと考えております。
また、先ほどお話がありましたように、私どもが六月十八日に民主党案を提出いたしまして、自民党の方からは、自分たちも案を出す、こういうお話でありましたので、それはいいことではないかということで、提出を待っておりました。法案が出たら、それをこの委員会で、両方、国民の皆さん方の前で責任を持って議論をして、結論を出していこう、こういうことで、ずっと一貫して呼びかけてまいりました。
しかし、なかなか提出をされない。ようやく先月の末に提出をされました。さあこれで議論ができる、このように思っておりましたら、出された法案を、提出された自民党の方がこの委員会に付託しない、こういう、ちょっと私にとりましては理解ができない対応をされてまいりました。
しかし、それでも私どもは、立場が逆のような気がいたしますが、そう言わないで、とにかく、あなた方が出された法案なんだから、それを早くこの委員会におろしてくださいとこちらがお願いをしてまいりました。
ようやくお盆が明けて今週初めに、私どもの方が当たり前のことを言っておりますので、だったら今週の月曜日にこの委員会におろしましょうということを合意したにもかかわらず、当日になって、やはりだめだ、こういう話になりまして、これは一体どうなっておるんだと。
こういうことで、私どもはやむを得ず、私どもが出しております法案の審議を始めざるを得ない、このような、委員長以下、理事会の皆さん方の御判断をいただいたと思って、粛々とこの委員会での質疑に応じさせていただいているということであります。
昨日、委員会に付託をされました。ようやく付託をされた。
きょうは、実は、本来は自民党案も出て、皆さんに出席をいただいて、どちらがいいのかということが議論できると思っておりましたら、先ほど委員長からもお話がありましたように、おりているけれども趣旨説明をしない、こういう、小室議員もおっしゃったように前代未聞の状況になっておりまして、今までこういうことは、私どもが認識している限りでは一度もなかったわけでありますから、前代未聞のことにどうやって対応していいのか、私どもも大変苦悩している、戸惑っているというのが、正直、私の偽らざる思いであります。
さはさりながら、粛々とこの議論を行っていただいて、速やかな御判断をいただきたい、このように願っております。
一言つけ加えますと、できるだけの努力をして合意を得ることはもちろんでありますが、しかし、過去、選挙制度に関するさまざまな議論の中で、全ての政党が同じ意見を持って、全ての方が同じ意見で合意をして選挙制度が変わったという例はまれであるという過去の経緯もありますので、十分に努力はしながら、最後は民主主義のルールに基づいて決めていくというのが王道ではないかと私は考えている次第であります。
以上です。