玄葉光一郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(玄葉光一郎君) 今津議員から、米国の新たな国防戦略指針についてのお尋ねがありました。
米国は、アジア太平洋地域が今後の米国の経済、安全保障上の利益にとってますます重要となる一方で、同地域にはさまざまな機会、そして課題があるとの認識に基づいて、アジア太平洋重視の新たな国防戦略指針を掲げていると理解をしています。
今津議員がおっしゃったように、米国は、同指針におきまして、同盟国等との緊密な協力を強化するとの必要性を強調しており、A2AD、近接拒否・地域拒否の状況下や、サイバー、宇宙等の領域において、米国及び同盟国等による作戦能力を確保する必要性を指摘しています。
我が国としても、適切な防衛力の整備に努めていくとともに、今後とも、日米安保体制のもとで、幅広い安全保障、防衛協力を推進し、アジア太平洋地域のみならず、国際社会の安定のために主体的に取り組んでまいります。
また、我が国の抑止力の維持についてのお尋ねもございました。
まず、我が国自身による防衛力の適切な整備が重要であることは言うまでもございません。
その上で、日米同盟は、我が国の外交、安全保障の基軸であります。本年四月の2プラス2の共同発表において再確認をしたとおり、日本を防衛し、地域の平和、安全及び繁栄を維持するために、日米同盟が必要な抑止力と能力を引き続き提供しています。
具体的には、日米間で、計画検討、ミサイル防衛、拡大抑止、宇宙、サイバー、情報保全など、幅広い分野における安保・防衛協力を深化させるとともに、現在の在日米軍の再編計画の着実な実施を通じ、この地域における抑止力のさらなる向上を促してまいります。
同時に、韓国や豪州等の国々との間で安保協力を多層的に進めていくことで、この地域の安全保障環境の一層の安定化に効果的に取り組んでいく考えです。
以上です。(拍手)
〔国務大臣森本敏君登壇〕