野田佳彦の発言 (予算委員会)

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○野田内閣総理大臣 おはようございます。
 まさに熟年国家だなというふうに実感しますのは、たまに国際会議で海外に出ますと、特にアジアなどの町並みを歩いていると、若い人が多いなと思うんですね。それに比べると、日本は全体的に、熟年国家というお話でございましたが、老いてきているという感じを強めています。特に、中位数年齢ですから、平均して四十五歳ということなんですけれども、地域によってはもう既に四十年後、五十年後の日本を先取りして、この間も郊外のある団地に行きましたけれども、高齢化率が四一%という地域もありました。
 ということで、こういう人口構造の激変を今経験をしています。では、そのための社会保障をどうするか、成長戦略をどうするかということは、これは本当に全ての世代が真剣に受けとめていかなければならないと思うんです。
 それは、やはり、若い人がいっぱいいてお年寄りを支えるという社会ではもうなくなってきて、ピラミッドの構造から逆ピラミッドへと激変をしているさなかでありますので、一つは、全ての人が社会保障の恩恵を感じられるような、いわゆる全世代対応型にしていかなければいけない。特に、支える側の人生前半の社会保障をもっと手厚くしていかなければいけないだろうということが一つです。
 それからもう一つは、支えられる側においても、頑張ろうという気持ちがあれば働けるであるとか、こういう全員参加型の構造というものを考えていかなければいけないというのが、社会保障を考える際の一つの大事な視点だと思います。
 それから、成長戦略でいいますと、やはり、当然のことながら、これから医療や介護、あるいは人生前半に光を当てると保育、こういう分野の潜在需要を顕在化していくということが成長戦略を考える上で大事な要素になってくるのではないか。熟年国家における社会保障と、そして成長戦略のあり方は大変重要な御指摘だというふうに受けとめさせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 野田佳彦

speaker_id: 5804

日付: 2012-02-22

院: 衆議院

会議名: 予算委員会