岡田克也の発言 (予算委員会)

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○岡田国務大臣 大変興味深い御指摘をいただきました。
 私は、今の、これは日本だけではなくて多くの先進国に共通する格差の拡大の問題、やはり経済のグローバル化ということが一つの原因になっていることは否定しようがないというふうに思います。ただ、他方で、それでは経済のグローバル化というものをとめられるかというと、それもまたいろいろな問題が出てくる。そういう中で、この格差の拡大というものを、いかにしてその影響を小さくしていくかということが非常に大きな政治課題であるというふうに思います。
 もう一つは、やはり格差の固定化ということが非常に重要で、先ほどの、いろいろ委員が数字を挙げられたことも、それは、一人の人間の間でずっとその格差が固定化する、あるいは世代を超えて固定化するということが、やはりそういったことの一つの原因になっているのではないか。
 我々、かつて、高度成長の時代、恐らく高度成長の時代も格差はあったはずであります。しかし、全体が成長していれば、隣の家にテレビが入って、うちはテレビがない、しかし五年後にはテレビは買える、そういう夢があったと思うんですが、成長が低くなるとそういったこともなかなか難しくなって、いつまでもテレビが買えない、これは象徴的に申し上げておりますが、そういう家庭がふえてしまうということになるんじゃないか。そういう意味で、やはり社会のモビリティーというか、そこを高めていく努力というのも同時に必要だというふうに思っております。
 いずれにしても、我々政治に携わる者として、格差の拡大あるいは固定化ということは非常に重要なテーマでありますので、ぜひ、そういうことについてしっかりと、専門家の知識もいただきながら、現状を把握し、対策を講じていかなければいけないというふうに思います。社会保障制度においてやはり国の出番というものがもっとふえなければいけない、そういうふうにも考えております。あわせて検討していきたいと思います。

発言情報

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発言者: 岡田克也

speaker_id: 12424

日付: 2012-02-22

院: 衆議院

会議名: 予算委員会