小熊慎司の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。
 私、十三年前に会津若松の市会議員からスタートしたんですが、その際に先輩議員に教えていただいたのは、一〇〇、ゼロじゃないんだと、やむなし賛成もあるし、やむなし反対というのもあるんだと。今回のこの特措法、昨日、森議員も、優しい顔しながら大変厳しい、百点満点中二十点だということも御指摘をされましたが、私、二十点とは言いませんが、やはりまだまだ足りていない部分があります。
 ただ、百点を取ろうとして時間を掛けても、これは今の問題は何一つ解決しませんから、やはりしっかりと取り組んで、一つでも多く積み上げていきながら、また、さらには今顕在化していない問題も今後顕在化してくる、ましてや原発事故が収束していなければ長い闘いになるということがあれば、とにかく今は一つでも二つでも実行に移して、そして、またその対処をしながら新たに付け加えていく、対応していくということが必要だというふうに思います。
 そういう意味では、この法案を成立させることがゴールではなくて、まさにスタート、稚拙なスタートかもしれないけどスタートすることに意味があるということで、そういった観点から質問をさせていただきます。
 そしてまた、今回のこの法律に関しては修正案の、かかわった先生方は本当に御努力をされて、この肝は、修正の肝は、国の責任を明確化したところだと思います。
 一義的には東電の責任でありますけれども、尊敬する県議会の先輩でもある吉野先生も我々も、この原発に関しては推進、若しくは容認。安全神話という言葉を総理も核サミットで使われましたけれども、私は一回使ったことありますが、安全願望だったと思います。何も事故が、検証していないくせに安全だと信じたかった。私ども県議会の議事録ひっくり返してみたって、原発どうだなんてこと一回もしたことない。自分自身も反省があります。吉野先生も絶えず同じような思いで質問に立たれたり発言をされたりしていますけれども、そうしたことを含めて、やはり国、政治家自身も責任があったということで今後対応していかなきゃいけないというふうに思っています。そういったことを併せて考えながら、質問に移りたいというふうに思います。
 それで、昨日も森議員の方もまた指摘はしていましたけれども、やっぱり法案成立した後、今言ったとおり、しっかり見ていかなきゃいけなくて、私も地元のいろんな経済団体とか経済人とお話ししますけれども、この課税の特例、これは広くやっぱり見ていかなきゃいけない。風評被害の補償も結構されてはいるんですけれども、真っ当な経済人であれば、補償で食っていきたいわけじゃないんですよ。正々堂々自分が汗をかいて、真っ当な経済活動で自分の会社を守り、家族を守り、地域を守っていきたいということを考えれば、さはさりながら、今のこの風評被害含め福島県の状況を考えれば、なかなか厳しいものがあります。
 ほかの地域であれば、おいしいから買ってください、いいから買ってくださいと言えますけれども、まず我々は、安全です、こうです、そういう説明から始めなければいけません。そういう意味では、大変なハンデを背負っている中です。ただ、そのハンデを補償で埋めるのではなくて、やはり税制の弾力的な体制を取ってやっていくことが必要だというふうに思います。
 そういう意味でも、今回の課税特例というのは大変まだまだ狭い、自立してやっていこうというときのアドバンテージになっていないということを考えれば、今後、それをしっかり経済状況を見ながら拡大をしていく、またその範囲を広めていくということが検討が必要だと思いますけれども、まずこの点についてお伺いいたします。

発言情報

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発言者: 小熊慎司

speaker_id: 18041

日付: 2012-03-29

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会