野田佳彦の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)
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○内閣総理大臣(野田佳彦君) 新しい年金制度、今御指摘のありましたとおり、最低保障年金と所得比例年金を組み合わせた制度であります。これは、御承知のとおり、今の制度から新しい抜本改革をやったときの制度の移行には恐らく四十年ぐらい掛かるだろうという、そういういわゆる時間差がありますので、二〇一五年までの一体改革については、私どもはそれを念頭に置きながら、ゴールをそちらに置きながら議論をさせていただきますけれども、御党は、今の制度、百年安心ということでございます、それを前提に改善すべきところは改善をしていこうというお立場だと思います。
私は、ゴールを先に見ながらそういう現実的な議論をしていく路線と今の既存制度の手直しをしていく議論というのは、決してあなたたちの考え方は撤回しなさいとか先送りしなさいというところで始まる議論では私はないと思うし、現実に国会審議の中で、私は、かみ合った議論がだんだんできてきているように思っているんです。かみ合った議論ができてきていると思っているんです。
我々は最低保障年金を将来像として描いていますが、少なくとも最低保障機能強化はしなければいけない認識というのは、これは与野党一緒だと思うんですよね。御党だってそう思っているはずです。低年金の部分を加算をする、そして、たくさんの所得をもらっている方の見直しをする等々の改善はしていこうということは同じです。あるいは、被用者年金の一元化についても、これは一致できる話だと思うんです。
そういう一致点を我々はゴールから見ながら、今現実的にどこからスタートするかという議論をしている、御党は百年安心という中の改善をしていこうということ、私はかみ合うと思って、それは決して東北新幹線と上越新幹線ほどゴールが離れているとは思いません。私は、東北新幹線でも、秋田を目指しているか仙台を目指しているかであって、福島までは一緒に行けると思いますので、是非、与野党協議と国会審議をお願いをしたいというふうに思います。