高木毅の発言 (議院運営委員会)
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○高木(毅)委員 自由民主党の高木毅でございます。
私は、ただいま議題となりました国会議員の歳費及び期末手当の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律及び裁判官弾劾法の一部を改正する法律案について発言を申し上げます。
前者の法案をいわゆる国会議員歳費削減、後者の法案をいわゆる委員長手当の廃止というふうに呼ばせていただきます。
そもそも、本二法案につきましては、きのうの党首討論でわかるように、いよいよ、あすまさに解散をしようかというようなときに、けさになって唐突に出されたものでありまして、十分な議論をする間もなく、しかも、本日の本会議で採決をしようというようなことが与党から諮られたわけでございます。
私は、しっかりとした議論をしてなすべきことだというふうに思います。
特に、どちらの法案につきましても、議員全ての身分あるいはまた身分保障ということにかかわる問題でありますから、十分な審議が必要だと考えておりまして、両案とも、実は、付託することには賛成しかねたわけでございますが、しかし、昨日の党首討論の状況、そして、一日も早く議員定数は削減しなきゃならない、それまでの間、議員歳費を二割削減するということについては、これは万やむなしと考えて、私どもは賛成するということにいたしました。
しかし、特にこの委員長手当の方の法案につきましては、まさに、こういった法案の性格上、議運の理事メンバーが、いわゆる水面下と申しましょうか、そういったところでしっかりと議論をして、そして、どの党もが納得をして、いわば委員長提案という形で本来出されるべきものであり、そういう手順を全く踏まずに、実は、昨日の与党、野党筆頭間でもそんな話は、まあ、出したいという気持ちはあるようには思いましたけれども、それを出すということは全く言うことなく、けさになって唐突として出されたわけであります。
ですから、まず、この法案の提出の仕方、そして、この委員会に至るまでの過程について、私は、強く抗議を申し上げたいというふうに存じます。
私どもは、決して、この委員長手当を廃止することについて反対をしているというわけではございませんが、もし本当に民主党の皆さん方がそのように思うのであったら、私は、この際、三年前にさかのぼって返納するというぐらいの気持ちを持ってこの法律を出していただきたかった、そのような思いもあります。
先ほども申し上げたとおり、いよいよあすにでももう解散しようかというこの期に及んで、こういった法案を合意のないまま出してきて、そして合意のないままこの委員会で採決でもって法案の付託をする、そして採決をするということについては、強く抗議をするものであります。
以上、両法案について、私ども自民党の考え方を申し述べました。
前者の方につきましては、万やむなく、この状況を考えて賛成いたしますし、後者の方の法案、委員長手当の法案につきましては、付託すること自体反対でございますが、残念ながら議題になりますが、反対で我が党は態度を表明させていただくところでございます。
以上です。