上田勇の発言 (財務金融委員会)
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○上田委員 おはようございます。
麻生大臣には、予算委員会、そしてまた本日はこの委員会と、大変毎日お疲れさまでございます。
限られた時間でございますので、早速質問に入らせていただきます。
まず一点目、財政健全化目標の件について御質問をさせていただきます。
大臣は、所信表明でこう述べられています。財政健全化と経済再生の双方を実現する道筋について検討していく。全くそのとおりだろうというふうに思います。また、具体的には、二〇一五年度までに国、地方のプライマリーバランス赤字の対GDP比を二〇一〇年度水準から半減し、二〇二〇年度までには黒字化するとの、現行の財政健全化目標を目指すというふうに述べられております。
これはそのとおりなんだというふうに思うんですけれども、ただ、先般、財務省から発表されました二十五年度予算の後年度歳出歳入への影響調査では、歳出と経済成長、これで四つの類型に分けて試算がされているんですけれども、その四つあるうちの、歳出は据え置く、そして経済成長は三%、この一つのケースだけでしか二〇一五年度、中間時点での目標というのを達成できない、そういう試算の結果が出ております。
ここで言う歳出据え置きというのは、歳出項目の中で最も大きい社会保障関係費については、社会保障と税の一体改革で増額をされた部分については加算をしている、ところが、いわゆる自然増と言われる、年間一兆円を超えるようなものについては、全くゼロとして仮定をしています。その他の経費についても、当然、物価が上がっていけばそれなりに支出がふえるということも想定されるわけでありますので、このふえるであろうと想定する部分全部、何らかの歳出の削減によってそれを吸収しなければいけないということになります。
こう考えてみますと、この目標の達成というのは非常に難しい、高いハードルだなというふうに感じます。これはもちろん、大臣になってから難しくなったわけじゃなくて、そもそも、この目標自体がかなり難しかったというふうに考えているんですけれども、果たして、この目指している目標というのが現実的な目標と言えるのかどうか、その辺、大臣の御見解を伺いたいというふうに思います。