西村明宏の発言 (予算委員会)
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○西村(明)委員 自由民主党の西村明宏でございます。
一昨日、被災地の東日本大震災追悼式の方に参列してまいりました。私も、震災当日、あの大津波が襲った仙台空港の近くで被災をいたしました。すぐに、行方不明となった仲間を捜しに被災現場に行き、そこに横たわっている御遺体、そしてまた、見つかった御家族の御遺体にすがって泣くあの姿をいまだに忘れることができません。御遺族のまだ癒えぬ思い、そして今なお仮設で御苦労されている、そうした御家族の思いをしっかりと受けとめて、次に迎える三度目の正月には、明るい未来へのともしびをしっかりと届けなければならない、そういうふうに意を強くしているところでございます。夢を形にする、そして希望を現実にする、これが何より大事でございます。
震災後、全国でも有数のイチゴの産地であるところの若者たちが私のところにやってまいりました。イチゴをつくりたい、だけれども全てをなくしてしまったんだ、そういう思いでございました。すぐに仲間の方に連絡をとって、当時の宮腰農水部会長を初めとした皆さんが現場にお越しいただきました。そして、若者たちとしっかりと話をしながら、どうやればいいのか、いろいろな知恵を絞って、形にしていきました。今ようやく、イチゴ農家、少しずつ歩みを進めています。
全てのこと、形にしていく、これが何より大事なんだと思います。今、イチゴ農家だけではなく、農林水産業、商工業、こういったものに対してもしっかりとした支援を継続して行っていく、このことをまずもってお願い申し上げたいと思っております。
昨日の地元の新聞には、「癒えずとも前へ」という大きな見出しが飾られていました。この思いで、まだまだ心の傷は癒えない、だけれども、あしたに向かってしっかりと歩むというその思いが、まさに東北の思いでございます。これをまずしっかりとみんなで受けとめていかなければならないと思っているところでございます。
さて、安倍新政権となりました。一月十日の復興推進会議で、総理から、復興の加速について御指示をいただきました。そして、三月七日には、一定の成果を取りまとめたところであります。これをいかに実行していくのか、これが大事であります。
根本復興大臣とは、ともに落選中でございました。東北志士の会という集まりで、いろいろなことをお話しさせていただきました。そのときに復興大臣がよくおっしゃっていたのが、言うだけじゃだめなんだ、形にするんだ、実行するんだ、そうおっしゃっておりました。この復興会議の取りまとめの成果をいかに実行するのか、復興大臣のお考えをお聞かせください。