新藤義孝の発言 (予算委員会第二分科会)
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○新藤国務大臣 大変貴重な御意見だと思います。それから、地域のために奉仕する、そういった方々の誇りとまた士気を維持する、こういうことが重要であります。我々行政は、そういう町の中において頑張っていただいている皆さんに光を当てることは重要なことだと思っておりますから、今のいろいろな御指摘を踏まえて、我々も研究をしなければいけない、このように思っているんです。
まずは実態把握に努めなければいけないという意味において、消防団がこうやってやっていただいているところもあります。それから、うちの地元などは、とび消防というのがありまして、とびの皆さんがそういった伝統を継承している、そういうところもあるんです。それをまた町の自治体が、それぞれに光を当てている。こういうふうないろいろなケースがあると思いますから、いずれにしても、貴重な、そして大切な仕事、それから受け継ぐべき文化、伝統、こういったものにしっかりとした形がとれるように我々も心がけてまいりたい、このように思うんです。
それから、消防団の、災害で、殉職といいますか、そういった中で、公務中で命を落とした方、これはもう本当に心が痛みます。そして何よりも、そういう人たちの最大の思いは、自分がその現場で他人のため、自分を捨ててでも頑張らなきゃいけないときがある。そういうときが来れば、誰でも決断しなきゃいけないときがあるのかもしれません。そのときに思うのは、では、自分がいなくなった後、残された家族や、そういったことをどうするのかということが一番の心残りだと思うんです。ですから、それに対して、我々とすれば、最大限のいろいろな配慮をしなくてはいけないということだと思いますし、国だけではありません、自治体においても、消防団の、今回の災害で命を落とされたその方の子供さんへの育英の助成制度をつくった自治体もあります。
ですから、いろいろなことを、我々も、いいことは皆さんにお伝えしていただきたいと思いますし、消防団だけではありませんね、町の中で一生懸命に汗をかく、人のために汗をかく、そして、昔の言葉で言えば、村のために何とかやらなきゃしようがないじゃないか、こういう人たちがいるわけですから、そういう行為がとうといことで、すごいことなんだというのを、子供たちや若い人たちにきちんと伝えることが必要だと思います。それはどうやって伝えるかといえば、率直に、地域や大人たちが評価することですよね。すごいな、この人たちはと。そういうことを聞いている子供たちは、そのことが自分の心の中に根づいていくのではないかと思います。
ことしはちょうど百二十年の節目を迎えるときでもありますので、何としてもふやそうじゃないか、消防団大増員キャンペーンをやろうじゃないかと。総務省としては、坂本副大臣を担当といたしまして、いろいろなことを考えてほしいということで、私、年の初めにお願いをいたしました。
いろいろな工夫をしながら、少しでも消防団員がふえていく、また、それには、意義を感じてもらう人をふやしていく、このことが重要ではないかなと、取り組んでまいりたいと思います。