松村祥史の発言 (経済産業委員会)

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○松村祥史君 自由民主党の松村祥史でございます。
 本日は、中小企業基本法の一部を改正する法律案の質疑ということで、本来であれば民主党の皆さん方から質問するべきところですが、私が大変思い入れの強い法案ということで譲っていただいたのではないかなと、こう思っておりますけれども、トップバッターを切らせていただきたいと思います。
 まず、質問に入る前に、少し中小企業政策についての所感を述べさせていただきたいと思いますが、一九九九年、平成十一年でございますが、中小企業政策においては大胆な政策思想が転換されました。それはどのようなことだったかというと、従来の政策理念であった経済的社会的制約による不利の是正から多様で活力ある成長展開へと転換をされたわけでございます。いわゆる中小企業って弱い立場だよねと、こんな思想から、そうではない、やっぱり我が国の屋台骨だと、したがってそこをどう伸ばしていくかと、こんな政策思想が転換されたんだと理解をしております。政策についても、経営革新、経営基盤の強化、社会的変化への円滑な転換ができるような方針ということで、三つの基本方針が示されたところでもございます。
 自来、中小企業支援法に始まり、新事業活動促進法、ものづくり高度化、地域資源活用促進法、農商工連携、経営承継円滑化、金融円滑化、最後にモラトリアム法案対応の経営力強化支援法、こういった施策を打ってこられたわけであります。これはこれでやはり経済的社会的変化の中である一定の成果を得たものだと思っております。
 しかしながら、平成十一年から平成二十一年までの中小企業者数の数で見てみますと、一九九九年、四百八十四万社あった中小企業は残念なことに四百二十万社、六十四万社が減少をしております。もっと細かく見てみますと、小規模事業者は四百二十三万社ありましたものの、現在三百六十六万社、五十六万社が減少をしております。中堅企業はこの十年で約七万社減少しておりますが、小規模事業者は残念なことに五十六万社減っております。
 それぞれの政策というのは、この十数年、しっかりとその成果を上げてきたものの、やっぱり受け取る側をしっかり見ていなかった点は、これは私どもの反省する点でもあったと思います。五十六万社減少した上に、従業者数でいうと百八十六万人ほど減少していると聞いております。
 私、九年前に当選以来、当時は全国比例でございましたので、小規模企業政策の充実ということで当委員会で念仏のように訴えさせていただきました。当時は公明党の松あきら先生が、小規模企業政策って大事だよねと併せて応援演説をいただいていたところでございますけれども、当選後、福田内閣そして麻生内閣でようやく小規模企業という単語が復活をし、民主党政権下でもちいさな企業未来会議ということでこの重要性をいろいろと政策の中に入れていただきました。そして、安倍政権になりまして、小規模企業基本法の制定、これを政権公約にうたう中で小規模企業の充実ということで図ってきたわけでございます。
 大臣におかれましてもこの小規模企業の重要性を認識をいただいて、まさしくこの法案は歴史的第一歩だと私は思います。そういう御判断をいただいた大臣に心から敬意を表しますし、感謝を申し上げたいと思います。その歴史的法案を仕上げていく上で、こういったことを認識した上で、今日は確認も含めていろいろと御質問をさせていただきたいと思います。
 また、大臣の思い入れの度合いが見て取れましたのが、先般、先般といいますか火曜日の趣旨説明の際、鈴木長官以下幹部の皆さんが二十数名いらっしゃいました。まさしく大臣の檄が飛んだんだろうなと、この法案に懸ける思いを感じたところでございます。
 その上で、まず第一に質問をさせていただきますが、矢継ぎ早にこの小規模企業の重要性をうたっていただいて、まずは政策の提言よりも現場の声を聞こうということで、大臣、随分と現場の声を聞いていただいたと聞いております。未来会議も成長本部に格上げをしていろんな政策を練っていただいておると聞いております。
 まずそこで、この小規模企業の重要性、そして大臣の御認識、聞かせていただけますでしょうか、お願いします。

発言情報

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発言者: 松村祥史

speaker_id: 22844

日付: 2013-06-13

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会