奥野総一郎の発言 (経済産業委員会)
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。
きょうは、質問の機会をいただきまして、理事の皆さん、本当にありがとうございます。改めてお礼を申し上げます。
私は、この法案の全体像について、いろいろな角度から質問してまいりたいと思います。
目的規定を見ますと、「産業競争力の強化に関する施策を総合的かつ一体的に推進するための態勢を整備する」、すなわち政府主導で民間投資をふやして事業再編や新規事業の創出を図ろうとすること、そして、「規制の特例措置の整備等及びこれを通じた規制改革を推進し、」ということで、大きく分けてこの二つがこの法案の骨子だと思います。
まず、前段の事業再編、新規事業の創出、民間投資の増加でありますけれども、日本再興戦略におきましては、三年間でリーマン・ショック前の設備投資水準七十兆円を回復するとございます。昨年度は六十三兆円ということでございます。これはこの法律の目標ということにもなるんでしょうけれども、再興戦略で目標を七十兆円にしている根拠を伺いたいと思います。
リーマン・ショック前までの我が国の設備投資は平均して七十兆円程度、このときにどの程度GDPが成長したかといいますと、平均で大体一・二%、名目では〇・三%であります。政府の目標であります今後十年間の名目三%、実質二%という成長率の達成のために、果たしてこの七十兆円が十分な数字かどうかということを伺いたいと思います。