田中俊一の発言 (原子力問題調査特別委員会)

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○田中政府特別補佐人 昨年九月に当委員会が発足をしてから、一年と少し経過しました。この一年は、新たな規制組織として、国内外からの信頼回復に努めることを最大の課題として認識してまいりました。透明性をしっかりと確保しつつ、科学的、技術的知見に基づき中立公正な立場から規制を行っていくということで、引き続き信頼の確保に努めたいと考えております。
 具体的に、この一年間に行った業務としましては、福島第一原発事故を踏まえた原子力発電所への新たな規制基準を本年七月八日に施行し、事業者からの申請を受け、現在、十四基の原子力発電所について、ほぼ連日審査を行っています。
 また、原子力防災についても、事故の反省を踏まえて、多くの議論を重ねながら、原子力防災の専門的、技術的事項を原子力災害対策指針として策定し、さまざまな課題に対応すべく、順次指針を改定しながら、対策の充実強化を図っているところでございます。
 また、福島第一原発の廃炉作業に向けた作業の安全確保、汚染水対策は喫緊の課題でありますので、原子力規制委員会としても、技術的助言を積極的に行っているところであります。
 こうした業務に引き続きしっかりと取り組んでいきたいと考えていますが、体制面の強化も大きな課題であります。
 この十五日に成立させていただいた独立行政法人原子力安全基盤機構の原子力規制委員会への統合のための法律に基づき、原安機構の知見や知識を生かした体制を構築することで、原子力規制委員会全体の専門性の向上を目指していきたいと思っております。
 また、福島第一原発事故対応を初め、原子力防災対策の充実強化、原子力発電所の安全性に関する審査や検査など、原子力規制委員会は多くの課題を抱えております。さらなる体制の強化を早急に行うことは不可欠の課題と認識しているところでございます。

発言情報

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発言者: 田中俊一

speaker_id: 27313

日付: 2013-11-21

院: 衆議院

会議名: 原子力問題調査特別委員会