武正公一の発言 (財務金融委員会)

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○武正委員 民主党の武正公一でございます。
 特会法改正案、質疑に立たせていただきます。
 もう申すまでもなく、この法案は、前政権時代、平成二十二年秋の事業仕分け第三弾、特別会計仕分け、その後、論点整理を経て、平成二十四年にこの法案が提出をされ廃案になった経緯がありますので、民主党とすれば、当然、この法案、ほぼ同じ内容でありますので、賛成の立場で質疑に立たせていただきます。
 ただ、この後、玉木議員から、全く同じではなくて、附則の部分が実は抜け落ちている部分がありますので、この点については、同僚議員からただしてまいりたいというふうに思っております。
 それで、まず、質疑に入る前に、ぜひ麻生副総理にお聞きをしたいのは、いわゆるナチス容認発言ということでございまして、七月の末でございましたがこの発言があって、野党各党は八月の臨時国会で予算委員会を開くべし、その発言の真意をただしたいということでありましたが、その前に発言を撤回されております。
 しかし、やはり事の重大性から、国会は閉じましたが、閉会中の審査を野党各党は求めてまいりました、予算委員会。私は今憲法審査会の幹事をしておりますので、同じく憲法審査会の幹事懇でもこのことが取り上げられました。予算委員会が先だろうからそれを見てというお話でありましたが、結果、予算委員会が開かれない中で、ただ、保利会長の方からも、麻生副総理の方にもちょっとそこら辺の真意を聞いてみるというようなことで、幹事懇でもその報告もいただいたわけであります。
 既に発言は撤回をされて、しかもまた、「十分な国民的理解及び議論のないまま進んでしまったナチス政権下のワイマール憲法に係る経緯を悪しき前例として挙げた」というようなことで質問主意書にも内閣として答えておられます。
 ただ、私とすれば、今の国会が十月十五日に開かれるまで本格的な国会が四カ月間開かれなかったこととか、また、ここに来て連日重要法案が相次いで閣議決定をされて、しかし、十二月六日までの会期末、非常に窮屈な会期日程など、ねじれ解消の結果、そうした点では、本当に審議の充実した形を特に政府、内閣は国会に求めているのかどうか。
 そういったところも含めますと、このときの発言として、いや、ナチス・ヒトラーも、民主主義によって、きちんと議会で多数を握って出てきたんですよというような発言もされたというふうに報じられておりますので、要は、ねじれが解消され、多数を握れば黙ってやってしまえばよい、こういうような形で捉えられ報じられているという点も、私は、やはり国会運営といったことからもあってはならないことだなと。十分審議を尽くしていく、こういった姿勢が、三権分立の中で、行政府、内閣には求められるのではないかと思います。
 まず、副総理から、その発言の真意をぜひお聞きしたいのと、特に、この間、私ども、ヨーロッパに憲法審査会で視察に行ってまいりまして、ドイツも行ってまいりました。ベルリン州の財務大臣にお会いしましたら、ベルリン州の財務大臣は、今もベルリン市内の公共交通の監査役をやっておりますので、今もって、戦前のナチス・ヒトラーの蛮行を検証していると。やはり、ドイツ、チェコ、イタリア、各地で、そうした意味では、ファシズムの反省に立ったそうしたことが、ある面、憲法の議論をする前提として、しっかりと歴史の検証も行われているということもかいま見たわけであります。
 そうした中で、今回の発言があってのヨーロッパ視察という点も、我々にとっては非常に気になるところでもありました。そういった意味では、国会できちっとその真意について御答弁をいただければと思います。

発言情報

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発言者: 武正公一

speaker_id: 18971

日付: 2013-11-06

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会