麻生太郎の発言 (財務金融委員会)
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○麻生国務大臣 これは、七月二十九日のときの例を申し上げさせていただければ、あれは、ワイマール憲法ができたのが一九一九年だったと思いますが、ナチスが政権をとったのが一九三三年の一月だと存じます。そして、あのときに、簡単に言えば、憲法はそのままにしたままで、ワイマール憲法をそのままにしたままで、いわゆる憲法の上を行くような話の、たしか全権委任法という名前だったと記憶しますが、全権委任法みたいなものをやって、それが国会で多数で成立をしております。一党だけたしか反対をしたはずですが、通っておりますので、極めて合法的にあれができ上がったというのは、喧騒の中にやるとそういったことになり得るということを我々は勉強しておかねばならぬという例であれは申し上げたんです。
私どもとしては、憲法改正というのは、昭和三十年十一月に自由民主党が結党して以来、ずっと掲げてきたものでありますが、なかなかそういった機運にならないということもありましたけれども、かなりの時間が経過し、改めて、党の綱領で憲法改正をうたい、今回、この種の話が、もう一回、環境の変化もいろいろこれあり出てきておりますので、この種の問題につきましては、与野党はもちろんのこと、国民を通じて十分な議論をなした上で、さらに国民投票等々を経て成立されてしかるべきものだと思っております。