黒田東彦の発言 (財務金融委員会)
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○黒田参考人 御指摘のとおり、七—九のGDPの一次速報値の数字を見ますと、全体としては堅調な内需に支えられた景気の前向きの動きが続いているというふうに見ておりますけれども、雇用者報酬につきましては、マイナスというのが出ているわけでございます。
御案内のとおり、名目賃金は、所定内、所定外、それからボーナス等いろいろな要素がございますが、ボーナスその他は増加しているにもかかわらず、所定内賃金は依然としてマイナスを記録しております。部分的には、パート比率が上昇しているとか、あるいはパートの時間が短い人がふえているというようなことで所定内賃金の上昇率がマイナスになっているとは思いますけれども、今後、所定内賃金も含めて、名目賃金全体がプラスを高めていく、雇用は御案内のようにかなり高い伸びできておりますので、名目賃金掛ける雇用といったところで出てくる雇用者所得も今後伸びが高まっていくと思います。
私どもとしては、名目賃金、なかんずく所定内賃金の動向を注視しておりまして、今後、春闘も含めて、名目賃金が上昇していくということを強く期待しております。