中丸啓の発言 (内閣委員会)

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○中丸委員 日本維新の会、中丸啓でございます。
 きょうは、お忙しい中、参考人の皆様、本当にありがとうございました。
 私は日本維新の会に所属しておりまして、日本維新の会は、規制改革、構造改革、地方の自立、ずっと訴えてきているわけなんです。
 今回、そういう意味では、この国家戦略特区というものが非常に大きな改革の一里塚になるだろうというようなお話が出ているというのは重々理解した上で、ここまで、この内閣委員会の中でもいろいろ話をしたり、内閣府からいろいろお話を伺ったりしている中で一つ思ったのは、要は、この国家戦略特区という名前で、私が一番初めに抱いた、中身を知る前にこの名前から抱いたイメージは、例えば中国でいえばシンセンであったり、香港であったり、例えば韓国の釜山、港湾を使ってですね、そういう戦略的に国家を挙げて何かをしていく核になる都市をつくるんだというイメージを持っていたんです。
 どうも、いろいろお話を聞いていって、議論の論点になっているものとかを見ていると、これは、構造改革特区とか総合特区でできなかった俗に言う岩盤規制に穴をあけて、それをやることによって、実験的にそのエリアで行って、結果、それはうまくいけば全国に波及していこうというような流れになっているということは、要は、規制改革実験特区、岩盤規制打破実験特区とか、そういった意味合いの方が本来強い内容になってきているのかなと思います。
 原先生なんかもおっしゃられていたように、今まで、国家、役人さんを中心につくってきて、原先生の本がここにありますけれども、「日本をダメにする役所の「バカなルール」総覧」とかありますけれども、そういうものに風穴をあけるには国家主導でやらなければだめだというのがこの位置づけになっているような気がします。
 ただ、今の日本の経済状況、それから国際競争力の状況を鑑みますと、私は、それだけではやはり足りないと。それは大前提であるということで、ちょっと質問をさせていただければ、私は出身が広島でございまして、広島は、皆さん御存じのとおり、人類初の核爆弾が投下された地でございます。そして、日本は、国連におきまして、相変わらず、敵国条項があるとかないとか、まああるんですけれども、いろいろ言われている中で、もちろん常任理事国ではない。その中で、今、渋谷に国連大学というのがありまして、それ以外、いろいろあるんですけれども、御存じのように、拠出金はアメリカに続いて世界第二位、お金はたくさん払っているというような状況の中で、今の国連機関、ニューヨーク、ワシントン、スイスのジュネーブなんかに集中しているわけなんですけれども、実は、私のいる広島に一つ、UNITAR、国連訓練調査研究所というのがございまして、アジア太平洋地域の広島事務所があるんです。
 二〇二〇年の東京五輪まであと七年。その中で、平和のための国際的な対話の場として、日本に国連の本部機能を置こうという議員連盟が昔起きていまして、安倍総理とか、もう代がわりされていますけれども、中川秀直前衆議院議員とか、そういう方々がやられていたわけです。
 私は、この特区は、国家戦略という位置づけをしっかり持って考えれば、例えば、地元でも、国連の本部機能を広島にぜひ持ってきて、NPTの会議であったりとかそういったものをどんどん推進していこうという動きはあるんですけれども、これもいろいろ当然規制等々もございます。ビジネスの世界というふうに国家戦略特区は言われますけれども、私は、平和というものはビジネスになるというふうに会社経営時代からずっと一貫して言い続けておりまして、平和貢献型企業の平和ビジネスというものの核の拠点になるには、世界じゅうで、広島というブランドは十分に通用するブランドであるというふうに思っています。
 例えば国際平和推進特区というような位置づけで考えて、安倍首相がおっしゃられている積極的な平和貢献、そういう積極的なアジアの平和リーダーであるというものの中心軸に国連の本部を置いて、例えば、ソーシャルビジネスであったり、地雷除去のそういう機材を開発している企業であるとか、もちろん国際会議も含めて、IRであるとか、あとはNPO、NGOの事業収入に対する減税であったりとか、世界じゅうからそういったものを十分に呼び込むだけの地域ブランド価値というのは、私は広島にはあると思っています。
 若干これまでの特区の論点からは外れるかもしれませんけれども、本来、国家戦略というのは、例えばハリウッドが、世界的にアメリカの文化を広める、映画の国際戦略の発信基地になっていたりもするわけですから、本来、国家戦略特区というのはかくあるべしというような気がするんですけれども、参考人の皆様の御意見を頂戴したいと思いまして、特に今の国際平和発信特区、そういった位置づけのものというものに対して、今初めて聞かれたこともあるかもわからないですけれども、どういうふうに受けとめられたかというのを、それぞれ御意見を頂戴できればと思います。

発言情報

speech_id: 118504889X00520131114_044

発言者: 中丸啓

speaker_id: 27418

日付: 2013-11-14

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会