有田芳生の発言 (法務委員会)
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○有田芳生君 民主党の有田芳生です。
交通事件を含めてあらゆる事件から生じる課題については、私は徹底して被害者の立場に立つべきだというふうに考えております。そういう意味では、小谷参考人たちが要望書の中で表明されておりますように、危険運転致死傷罪に無免許運転の追加若しくは無免許運転致死傷罪の新設を行ってほしいと、これ一般常識から考えてとても当然の要望だと思うんですよ。
私なども法律の専門家ではありませんけれども、しかし、無免許運転でも技能が向上するからというような話が、物すごく、普通の感覚ではちょっと考えられないんですよね。事件が起きたときいろんな報道がされますけれども、ああ、無免許運転だった、ああ、やっぱりこんなとんでもない事件が起きたんだな、それが一般的な感覚だというふうに思うんですよ。
そこで、塩見参考人に伺いたいんですけれども、この問題の刑法理論上の検討の中で、「法学教室」の中で指摘をされておりますように、ほかの議論でも出てくるんですけれども、免許があるかないかというのは行政上の資格の有無の問題であって、それが危険運転をするかどうか直接的には結び付かないという判断だというんですけど、一般感覚からすると、そんなことなのかなというふうに思うんですよね。
ところが、この先生の論文読ませていただいておりますけれども、そこでも指摘されておりますように、免許を持たない者の運転というだけで暴行に相当する高い危険性があるとも言えないというような議論があって、そこで先生の表現だと、立法のダイナミズムということで併合罪加重という、ここでも指摘されていますように、国民に分かりづらい対応がなされたと。
その議論の経過と、それから今後その問題が現状のままで変わらないことなのか、あるいは変えることが可能なのか、そこら辺の現状についてまずお聞きしたいと思います。