中丸啓の発言 (安全保障委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○中丸委員 ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
私、ちょっと思い出したのが、昔、イラクがクウェートに侵攻したとき、このときはアメリカを中心に素早い軍事行動というのもあったわけで、今回、ロシアへの制裁措置をG7各国を中心に行っているんですが、アメリカも世界の警察ではないと言われる中で、実際、国連の中の常任理事国で、もちろんロシアはその大国の一つであります、今回この決議に棄権した中国もまたその一つであります。
この二カ国がそういう状況の中で、簡単に言えば常任理事国というのは核保有国である、ある意味、核兵器大国だと言っても言い過ぎではないと思うんですけれども、クウェート侵攻のときと何が一番違うかというと、私はやはり、ロシアにしろ、核兵器を保有している、これが非常に大きなポイントだと思うんですね。それはもちろん、アメリカにしろイギリスにしろ、では、けしからぬから即軍事行動だなんてことは当然できないわけで、実質上、常任理事国が中心となっている国連の、ある意味限界が見えている案件だというふうにも考えられます。
我が国を振り返ってみれば、尖閣諸島も含め、中国からは、昨年の防空識別区の設定もそうですけれども、一方的な、抑圧的な、とても見逃すことができないような行動が行われている中で、我が国の未来を考えたときに、核兵器を保有している国の発言力というのは非常に大きいわけでございます。先日の北朝鮮のミサイル発射も、このミサイルの何が一番問題なのかというと、核兵器を搭載できる可能性があるからでございます。
それを考えたときに、核兵器を保有している国に対して、我が国は核兵器による直接的な抑止力は持たない国でございます。この持たない我が国が、その安全と抑止力、交渉力を保持するための選択肢というのはどういうものがあるというふうにお考えか、外務大臣と防衛大臣、御両人にお尋ねさせていただきます。