中山泰秀の発言 (安全保障委員会)

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○中山(泰)委員 なるほど。ということは、敵国条項は事実として残っている、だけれども、こっちのいわゆる北朝鮮の決議に関してはフリーハンドだということであります。
 私がなぜこれを心配するかといいますと、朝鮮半島というのは、東西冷戦構造を色濃く残している、地球上を俯瞰した中で世界唯一の場所と言っても申し分ないと思います。その中で、一九五三年七月二十七日に朝鮮戦争の休戦協定というのが結ばれていますけれども、いわゆる北進統一に固執した李承晩、韓国の大統領は、この停戦協定を不服として調印式に参加しなかった。すなわち、国連が決議で認めている唯一の、朝鮮半島における自由意思に基づいた選挙を行う政府が樹立されている、その政府自体が逆に言えば休戦協定に署名していない。
 しかし、休戦状態にあって六十一年間たとうとしている中で、逆に言えば薄氷を踏むような非常に危険な状態にあるということは、間違いなく政治状況としてあるわけです。コマーシャルフライトでも一時間程度のところの地政学的なエリアに我々と半島が位置しているということを考えますと、本当にこの朝鮮半島有事というものをしっかりと私たちは目を見開いてウオッチしていかなきゃいけない、特に、休戦協定にサインしている他国であります中国ですとか、当時のソビエト、今のロシア、それから米国、この動きも当然監視していかなきゃいけないというところにあろうかというふうに思います。
 いずれにしても、この委員会でも前の質問のときに申し述べましたけれども、第三次世界大戦のリスクというのが起こり得るならば、習近平氏がアメリカのオバマ大統領と会談する中で、西太平洋を我々によこせというような発言をしている中で、実際にどんどん人民解放軍が東へ東へと進出しているという中、我々の子供たちの時代にいかにして戦争のリスクを回避するかということを一番最初に考えなきゃいけない。これは政党を超えた話だと思います。
 しっかりと戦争の抑止というものができ得る形、それを日本として、現政府の考えとしては日米安保を基軸につくっていく。アメリカも、チリを含めた四十一カ国を中心に、ハワイのホノルルにアジア・パシフィック・センター・フォー・セキュリティー・スタディーズ、戦争をいかに回避するかというシンクタンクを陸軍のもとにつくっていて、それを環太平洋でしっかりとまとめ上げようという努力をしています。
 沖縄から米軍は出ていけと言う人がいるなら、私は日本人として、北方領土の択捉島にあるロシア極東最大の基地に出ていけと先に言う方が筋の通った話であると。アメリカは、少なくとも沖縄を七二年に返還してくれていますから。ぜひ、アジアの平和のために日米安保をこれからも基盤にして、この北東アジアの安定をつくるべく、安倍総理には頑張っていただきたい。
 以上申し上げて、質問にかえます。どうもありがとうございました。

発言情報

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発言者: 中山泰秀

speaker_id: 10721

日付: 2014-06-06

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会